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- 2020.10.17 Saturday
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- by スポンサードリンク
愛の旅 2Days Special workshop開催に当たり、愛について改めて動画を配信させていただくことになりました。
まだ特に加工をしていない生動画ですので、見づらい点などもあるかと思いますが、一先ずはご覧いただけましたらと思います。
動画は13分ほど。
今を満たされて生きる為、ごくわずかな時間を、この視聴に割いてみていただければ幸いです。
もしうまく再生できない場合は、こちらからURLをクリックしてみて下さい。
動画:そもそも愛ってなんだろう(愛の旅 2Day Special workshopについて)
そして、この動画を撮影するに当たり、私が心の中で考えていたことについて、ここで書かせていただきます。
こちらもお読みいただけましたらありがたく思います。
それは愛について語った第一人者の一人、エーリッヒ・フロムという方の言葉です。
もし愛を技術だとするなら学び、高めないといけない能動的なものとなるかもしれません。しかし、それを運命だとするなら、おとずれるものである以上、待ち受けるものであり、自然受動的なものともなります。
私は愛について、それを技術だというのは、打算的な意味合いも帯びてしまう気がするので、やはりちょっと違和感がありますが、フロムの愛について能動的な姿勢には、心から賛同したいと思います。
どんな人であっても、愛を獲得することが人生の目標であることに、おそらく間違いはありません。
誰も自分一人しか存在しない世界で、とんでもない能力を持ち、素晴らしい発明、多くの土地を所有して、支配したいなんて思わないわけです。
私たちが生きている本質的な意味は、そこに自分以外の人がいるからこそ、存在してるのだと思います。
そしてその愛の目的は、愛されることに照準が定められています。
正義も成功も、豊かさも、誰かに認めてもらい、誰かと分かち合いたいからこそのものなのです。
しかし、実際的な愛の獲得は難儀なもので、そう簡単にうまくはいきません。
愛がほしいからと相手に精一杯に尽くしてみても、まるで期待はずれな反応しか帰ってこないことだってあります。
多くの人は、その目的を、人生を通じて学び、行い、高めて、または競ったりして果たそうとしますが、何故かそれが心から手に入ったとは言えないことが殆どです。
こういう言葉を言えば、「もしかしたら愛されることばかりを考えてしまうから、私たちは間違ってしまったのか」と思うかもしれません。
「愛されることではなく、愛すれば良い」
そんな言葉は、誰だって一度くらいは聞いたことがあると思います。
もしそれが真実なのだとしても、それだって、実際にはどうしたら良いのかわからないし、一時的にわかったと思ってみたとしても、誰かからそれは愛じゃないと言われたりもします。
私たちの歴史は原始の時代から移動能力と通信手段の進歩と共に進んできました。
それは結果として、多くの人と関わることを可能にしてきたでしょう。
そのことで人は、自分が愛したい人、愛してもらいたい人を選べるようにもなりました。
それはまるで商品のように。
私はこのことについて、一度考えてみたいと思っています。
「このことは、恋人や夫婦、パートナー、親子、家族という既にあるものへの愛に障害となってしまってはいないだろうか。もしかしたら私たちは、愛そのものについて、その多くを誤解してきてしまったということがあるんじゃないか。生きがいとか能力、成功とか達成なんかを語る前に、愛について先に学ばないといけないんじゃないか。人生という旅の始まりは、愛からスタートする必要があるんじゃないか。」
最近はそんなことが頭をよぎります。
私たちが本当に求めてるものは一体なんなのでしょうか。
いつまでも消えることのない孤独を抱えたまま、それを完全な体感を持って語ることは、いつか本当にできるでしょうか。
愛は、命の原初的なところから始まっています。
愛の学びは、意識的な学習をしようとし始めるもっとずっと前から、無意識的に周囲の人たちとコミュニケーションをとりながら、勝手に行われてしまうものです。
そして、多くの人が人生を通じて、愛というものの不足感または諦めの中にいるように思います。
もしそれが実態なのだとしたら、私たちは愛を体験して学ぶ原初的なところから挫折してしまっているとういことはないのか。
そうだからこそ、いつまでもたどり着けない、ゴールの見えない愛を探す旅を続けさせられてしまうんじゃないかと思わされるわけです。
そんな風に思うからこそ、愛の旅というワークショップは、あらゆる人の新しい旅の始まりになれることを願って、愛を体験し、学ぶために作りました。
これまでの理論的な講座とはひと味もふた味も違う、体験的で体感的な愛についてのワークショップ。
どうぞ一度参加をご検討下さい。
お申込み受付を開始しております。
告知ページを読むだけでも、愛について、少し違う観点から学ぶことができます。
どうぞ御覧ください。
また、現在オープンになっている「心を学ぶ講座」は、こちらの2コースです。
◇◆14期土曜コース(月2回)◆◇
初回 9月28日(土)13:30〜16:00
◇◆15期火曜コース(月1回)◆◇
初回 10月8日(火)13:30〜16:00
講座受講まで興味はないけど、情報はチェックしておきたいという方は、無料メルマガにご登録下さい。
JUGEMテーマ:心、体、そして魂。
11月13・14日、かねてよりお伝えしていた、人の根源的なテーマである“愛”についてのスペシャルワークショップを初開催させていただきました。
ホームページ(愛の旅 イベント告知ページ)でも、詳しく書かせていただいておりますが、愛という、誰もが心の深いところでは必ず求めている筈のものについて、それが的確に網羅された学びは、あらゆる心理学に存在していないと言っても良いくらい、愛についての標準的なものは示されていません。
その理由の一つとして、愛は決して座学で学ぶようなものではなく、人が生きて体験しながら無意識的に手に入れていくものであるのでしょうし、それはそもそも人に備わっている筈だとも言えます。
しかし、この世界の実態をあえて表現してみるなら、愛に満たされていると言えるのでしょうか。
私には、そうは見えていません。
それはもちろん、心理カウンセラーという職務上、悩みを聴く立場にあることで、そのように強調されてしまうところは否めませんが、大きくは国と国の政治的関係、地域や団体などの派閥、小さくは家庭の中にある夫婦、親子、兄弟や友人知人、自己の存在感(セルフイメージ)に至るまで、愛によって協調的な関係が築かれているとは、考えにくいのが現状です。
多くの人は、どこかで寂しさを感じているものですし、心の底深くに秘められた、言葉にするには問題になってしまうものを抱え続けています。
そういった世界にあって、愛についての普遍的な体験学習を、わずかにでも実施できないかと考えたのが、今回の企画でした。
端的に言えば、次の通りのワークショップです。
「このワークショップは、2日間のレクチャー・対話・実習・課題を通じ、愛という観点に全く新しい理解と突破をつくりだし、生きている体験をシフトする為にあります。」
先ずはこの抽象的な情報だけで、ご参加くださった勇気ある方々の、実際のご感想を一部ご紹介させていただきます。ご覧下さい。
「深く考えずに受講しましたが、1日目、2日目と周りの方から刺激を受けました。自分の身体と心がつながっていること、自分では分かっていない気持ちのこと、イヤだったことを受け入れ認めることなどが分かってよかったです。愛って深くて大きいですね。ありがとうございました。」
「一番の思いは“後悔”です。もっとはやくにこの場に出会えていれば、家族や友達、彼氏もこの講義内でのエッセンス1つでも感じていれば、今こんなに苦しいことは無かったのではないかと感じることが数え切れない程ありました。でもこの2日間で学んだこと、感じたことを少しずつ反芻して、これからの人生での人とのかかわり方にいかしたい、いかしていけるようになりたいと感じました。」
「いろいろなキーワードが、とても自分にヒットしましたし、ヒットしたものがより、事実ではなく自分の中に落とし込めていかれたと想います。自分の中でずっと、どうしようと感じていたことが、それが生まれたタイミングだったり、自分が選んでいった環境の中で、よりわからなくなっていて、でも、ワークのなかで「ここか!」と気づいて、そこにこれから向き合っていけることは嬉しい。どう向き合っていくのかの方法は、今は見えないけれど、取り組んでいきたいと想います。ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。」
「充実した、とても濃い2日間でした。こんなにも、自分が心を閉ざしていたとは思っていなかったですし、こんなに恐れていたとは気づきませんでしたし、今回怖いことではないことが実感できて、とても心が軽くなりました。周りの人が自分を見て、強く影響を受けたように思いました。また、自分自身、大照さんや三恵さんや他の参加者から強く影響を受けました。大照さんにはとても感謝していますし、みなさんにも、とても感謝しています。ありがとうございました。」
また、小説にように起きたことを詳しく書いてくださった方もいらっしゃいますので、そちらもご紹介させていただきます。
「私には、とても大きな岩石が心の奥底にあるのを、昔から感じていました。表面の柔らかい雰囲気の内側に硬い殻があり、その奥はまた柔らかく、岩石はさらに奥で鎮座している感じです。
何を意味するのかわからず、決して触れてはいけないものだという気がしていました。
今日の講座の午前中、参加者のお一人が勇気ある自己開示をされたとき、私は身体が震え、言葉をまだ話せない頃の何かとリンクして目を閉じました。
お昼の休憩後、目眩がして、これは何か起きるかもしれないと予感します。
そして午後になり、ワークが再開しました。
意味を違えている間は、鍵を扱えない。
蓋を開けられないと思っている間は、鍵をあけることはできない。
理論に裏付けされた予測が様々に語られます。
身体も使いながら、感情と身体が繋がっていくうち、私は突然、岩石が崩れていくのを感じました。思考は追いつかなかった。身体から、ずっと押し殺していたものが噴きだしてきた。
何が起きたのか。まるで産声をあげたようでした。
講座を終えて、崩れた岩石の向こうから眩ゆい光が差し込んでいるのを感じました。岩石のカケラをみてみると、カケラも内側から光っていました。
「光あるところに光をあてる」
ブリーフセラピー(短期療法)の考え方ですが、通じるものがあり、そのものかもしれないとも思いました。
参加者の方々それぞれに、この旅のゴールがありました。ダイナミックに体感する方もいれば、静かに噛みしめる感じの人、鍵を手に入れた人など。
参加の方々と共にいなければ、私はここまで体験できなかったでしょう。
また私の場合、象徴の岩石が崩れるのに、これまでの6年の準備期間が必要だったのだと思います。
この光をどうするのか。扱い方にまだまだ慣れないですが、これからの人生の道標になる予感がしています。」
2日間全てのスケジュールを終え、多くの感情を体感し、それぞれが愛についての答えを得た最後の写真です。
私自身、これほどの素晴らしいことが起こるとは、想像以上でした。
それはきっと、参加者同士が自然に愛を深め合いながら、助け合うことが起きているからなのだと思います。
そして、このワークで行っていることは、詳しく書くことも難しいのですが、大きくは次のようなことです。
・深い信頼の中で語り合うことが許される体験
・人生を通じて心の深層に秘められた想いに気づけるワーク
・愛について、感情に関する愛、人間関係の中で育まれる愛、根源的な仕組みとしての愛をそれぞれレクチャー
・男女関係がもつれる要因と対策
・元の家族と生後の環境(生い立ち)の中で本来得られる筈のもの
・身体の心の結びつきを体感できるワーク
(身体を使った瞑想法)
レクチャーやワークはそれぞれ独立したものではなく、相互に関係し合って、徐々に愛についての体感が芽生え、参加者一人一人がそれぞれ違うところで、自分の中に眠る何らかのことに気づき始めます。
普段は裏方で頑張ってくれている上野三恵も、今回スタッフとして参加させていただき、愛に向き合う皆の姿勢にもう涙で前が見えないほどになっていました。
ある意味、それぞれが人生に、運命に、愛にどうやって向き合っていたのかを一番物語っているのは、彼女の姿なのかもしれません。
人が人の中で、本来あるはずの愛を心深く感じ取り、未来を生きる力として得ていく。
現在後悔している日程は、次の通りです。
<2期>
2019年12月21日(土)・22日(日)
<3期>
2020年 1月21日(火)・28日(火)※残席3名
ワークショップに関する詳細情報とお申込みについては、上記のバナー画像をクリックしていただくと、告知ページが表示されますので、そちらをご覧ください。
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