最近、少しずつブログが広がり始め、電話やメールでの
相談が増えております。
ありがとうございます☆ご縁の広がりに感謝でいっぱいです。
そして、うつと診断された人の「家族」からの相談が多いので、
まとめてではありますが、提案してみたいと思います。
今回はちょっと長くなりますので、「自分にこの話は関係ある」
という方だけ、最後までお付き合いください。
その中でも今回は、うつ状態により、余計に信念が強く
働いてしまうというケースを例に出します。
そのまま言ってしまえば、ペーシングとリーディングです。
その手法を解説します。
うつでもいろんなケースがありますが、人によっては、
まわりからみると、それほど重要でもないことを、必死に
がんばろうとしているところがあったりします。
例えば、ずいぶん先の法要のために、
「今掃除しておかないといけない。近くなったら、きっと
できないから、今やっておかないといけない」
なんて言っている場合もあります。
ありがちなのが、
「そんなこと今しなくてもいいよ。」
と家族が否定してしまいます。
これだと本人の不安が解消されませんから、さらに違うこと
を通して同じようなことをしてしまいかねません。
なので、先ずはその意図を明確にします。だとすると、
「早めに掃除をしておきたい」
という美しい意図を受け入れてみてはどうでしょうか
これが「ペーシング(ペースを相手に合わす)」です
何故かというと、それはとても健全な考えだからです。
何も悪いことはありません。
少しだけ無意味で、少しだけ効果的でないだけです。
家族は、
「それは素晴らしいね。3ヶ月後の法要のための掃除を、
今からやろうなんて、ホント素晴らしいことだ」
と言い、共に、その世界から解決を図ります
もちろん、その世界にずっと付き合うわけではありません
共に、その掃除をやっていきながら、
「一緒にやってみて思ったんだけど、今掃除したら、
また汚れてしまうよね。もう少し時期が近づいてから掃除
した方が、効果的だと思うんだ」
と、その意図を満たすためにもっと効果的な方法があると
提案します
これが「リーディング(相手をリードする)」です
実際には、この通りにやって欲しいわけではなく、相手の
世界に入り、その中から意図を満たすもっと良い方法を提案
するというペーシングからリーディングへのプロセスを
試してみてほしいということです
この方法だと、馬鹿にされたり、あなたは間違っているという
評価をせずに済みますから、人格を否定しないことになります。
その意図を満たすためということですから、むしろ、とても
肯定していることになります。
この基本さえ間違わなければ、様々なことに対応可能な
解決モデルとなり得るでしょう。
また自分の家の場合、どうなんだと悩まれた方は、再度、
ご相談ください。
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