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心理を観察することを、NLPという実践心理学ではキャリブレーションと呼んでいます。
この言葉の本来の意味は、ある測定器と別の測定器などにある誤差を少なくする作業のことを指すようで、特にカメラなどに使われる機械用語のようです。
この言葉を心理に当てはめているというのは、とてもおもしろい表現だと思います。
先ほどのある測定器を人だとしましょう。
ある人には「怒っているように見える」けれども、ある人は「黙ってる顔が怖いだけでしょう」と言ったりする。
こんなことは世間一般でよくある話ですよね。
ということはそもそも人がどういう感情なのかは、見る側の人によって誤差が出やすいのです。
こちらが感情を間違って受け取っていたのでは、相手は常に自分の感情を間違って受け取られていると感じてしまいますから、理解されていないと感じ、疎外感や孤独感を感じるかもしれません。
こういう誤差はできる限り小さい方が良いわけで、この小さくするのが「キャリブレーション」なのです。
この「感情」をある程度正確に掴む為には、観察に関する訓練が必要ですし、コミュニケーションの訓練も必要です。
感情は眼で見て、耳で聞いて、感じることが大切なのですが、それと合わせて相手の感情に寄り添おうとするこちらのコミュニケーションにも多いに影響されるのです。
私が全カリキュラムを随伴育成するメタセラピスト養成プログラムでは、初日に心理観察の方法について学びます。
その一部を、体験いただけるプレセミナーを今月末に開催させていただきます。
詳細は以下の通りです。
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◆ アンコール企画「相手の心理観察術体得セミナー(セラピストの観察眼)」
そもそも人間関係の問題は、お互いの微妙な感情が見えないからこそ起こるものであったりします。
最終的に問題が解決するときには、お互いの思っていた感情が受け入れられたことで解決したりするものなのです。
普段から相手の微妙に揺れ動く感情を捉えられていれば、そもそも問題は少なくて済みますし、対人援助職の方であればどんな職業であろうと役に立ちます。
今回はそんな相手の感情を、観察によって知ることを可能にするアイデアを提供させていただくセミナーです。
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5月29日(木)19:00〜21:00
参加費:3,000円
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