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セラピーを受けたい人は…
(心理カウンセリング)

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    人には、

    「味方が居れば自分は正しいと思い込む性質」

    が誰しも多少はあるものです。



    誰であろうと自分が間違っていたとは思いたくない

    ものですから、これは当然のことでしょう。



    しかし、これが家族や組織において、皆が問題だと

    思う行動を繰り返す人を対象に考えると、本人の

    問題というよりは、組織の問題だということが

    わかってきます。



    私が専門とするブリーフセラピー(短期解決療法)は、

    問題を一人ではなく、その問題を抱えるシステム

    (人間関係)全体を整えることで解決に導くことを

    得意としています。

    このアプローチ法をシステムズアプローチと呼びます。



    システムズアプローチはブリーフセラピーの根底とも

    言える理屈の一つです。

    応用するためにはたくさんの知識が必要ですが、

    少し知るだけでも日常の人間関係に応用できます。



    今回は、このテーマを子どもの問題行動に悩む両親に

    当てはめてみましょう。



    このケースは、両親が健在しており、お子さんは

    一人という、よくある核家族です。



    問題は、両親が物を乱暴に扱う子どもの行動に

    困っていたのです。






    お母さんがそれでは将来この子が困るだろうからと

    しっかりと言って聞かせていたのですが、お父さん

    は優しく、

    「お母さんもあんなに怒らなくてもいいのにね…」

    などとお子さんの味方をしてしまっていました。



    もちろん父親も、子どもの乱暴ぶりには頭を抱えて

    いたのですが、二人ともが怒っては可哀想だと

    自分は優しくしようと思っていたのです。



    しかし、これがよくある落とし穴です。



    子どもは、お父さんが味方だからお母さんの言っている

    ことが必ずしも合ってるわけではないと思い、お母さん

    に反抗が強くなっていったのです。



    システムズアプローチには、個人一人が問題に取り組む

    ことよりもシステム全体が、統一的見解を持って一つの

    問題に取り組むことが問題解決を早めるという考え方が

    あります。



    このケースでは、両親が同じ問題を感じていたわけです

    から、それぞれ別々の対応をしてしまっていた両親の

    パターンを、話し合って統一していただきました。



    もちろん、両親が両方共同じ立場になることで、懸念

    していた子どもが気持ちのやり場を失うということには

    注意しないといけませんから、このことについても、

    「乱暴にするのは良くないこと」、そしてそれを少し

    でもうまく扱えたなら、「二人共ちゃんと褒めること」、

    更に「それ以外のことでも、褒められることはしっかり

    と褒めていく」という対策を立てることにしました。



    そうすると、徐々に子どものお母さんへの反抗は減り、

    物の扱いも良くなっていきました。

    もちろん、このことで子どもがひねてしまったり、

    反抗的になっていったりすることもなかったのです。



    大事なことは、問題を一人ずつ対応しようとせず、

    共に考え、統一した見解と行動で対処してくことに

    あったのでしょう。



    お父さんもただ可哀想だからという理由で、落とし穴

    にはまることもなくなっていきました。



    人は一人で生きているわけではありません。

    常に周りの影響によって行動も人格も形成されて

    います。



    誰かの問題行動に困っているとしたら、それは周囲が

    どのような対応をしていくのか、共に考え、統一した

    見解と行動をとっていくようにすることが、とても

    大切なことなのです。



    今回、子どもに起きていたことを、心理的な

    「勢力逆転」と言います。



    教育をすべき親に対し、子ども側が勢力を強め、

    結果としてわがまま放題を許す結果になったり

    することですね。



    このことは人間関係のシステムを持つ組織であれば、

    別のところでも応用可能です。



    今回はシステムズアプローチとその視点の一つである

    「勢力の見方」について書かせていただきました。



    人間関係にお困りの方は、個人カウンセリング

    受け付けておりますので、お声掛けください。



     JUGEMテーマ:人間関係

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      [ブリーフセラピー] ブログ村キーワード

       


      メタセラピーはセラピーの百貨店です。

      それは手法に重きをおいているのではなく、結果としてクライアントの安定的に幸せだと感じられる状態を提供するという、セラピー本来の目的を果たすことを重視しています。

      その中で最も大きなボリュームを占めているのは、やっぱりブリーフセラピー(短期療法)だと思いますが、その中には、システムズアプローチという家族療法でも扱う素晴らしい人間関係を変化させる技術があります。

      人間関係に対するこの介入法は、さりげなく行うだけで、何もしていないかのようで、まるで魔法のようにすぐに効果を出し始めます。


      その一つが「頷き」です。

      「うん、うん。」という言葉。

      そして時にはその言葉すらない、ただ首を縦に数回振るだけのコミュニケーション。

      そんな何気ない行為が、人間関係を決定づけている場合があるのです。 
      普段私達は、会話をするとき、いちいち頷きなどに意味を込めることは少ないと思いますが、実は3人以上の会話の中では、とても大きな意味を持ちます。
       
      ある特定の話題になると、いつも二人は言い争う。そしてある人はただ会話に相槌を打つだけ。
       
      3人の人間関係において、こんなことはとてもよくあることです。 
       
      しかしこれを会話の連続パターンとして眺めてみたらどうなるでしょうか。
       
      多くの場合、このただの相槌は意味を為さないと思われがちですが、実際は… こんな例があります。 
       
       友人同士の3人が会話をしています。


       
       【なんだかうまく言いたいことを言えない太郎さんの話】

       
       太郎「お前の言うことは納得できない」
       
       さぶちゃん「…」
       
       花子「私だって貴方の言うことは納得できないわよ」
       
       さぶちゃん「うん、うん」
       
       太郎「お前の言うことは合ってるとは思うけど、なんか極端すぎる」
       
       さぶちゃん「…」
       
       花子「そんなこと言ったって良くないことは良くないでしょ?」
       
       さぶちゃん「うん、うん」
       
       太郎「そりゃわかるけど…人には言ってわかることと、そうではないこともあるだろうよ」
       
       さぶちゃん「…」
       
       花子「ダメなものはダメよ。人を傷つけて良いはずがないわ。」
       
       さぶちゃん「うん、うん」
       
       太郎「じゃああいつが一方的に悪いと?」
       
       さぶちゃん「うん、うん」
       
       花子「そうよ。どんな理由があったってひどいことをしたら制裁を受けるべきだわ。」
       
       さぶちゃん「うん、うん」
       
       太郎「そんなこと言っても、人は何かの拍子につい思ってもないこと言ってしまうこともあるだろう?」
       
       さぶちゃん「…」
       
       花子「何を言ってもダメなものはダメ。そういうのは頭の悪い人の言い訳よ。」
       
       さぶちゃん「うん、うん」
       
       太郎「そりゃそうかもしれないけど…」


       
       結局太郎さんは、何か悪口を言ってしまった人にだって改善の余地があることや、認めてあげたら良いことなどをうまく伝えることはできませんでした。
       
       これだけわかりやすく書けばわかると思いますが、この3人の会話で最も大きな影響力を持っていたのはさぶちゃんです。
       
       この答えは心理的勢力という言葉でシステムズアプローチから説明できます。
       
       その詳細はここでは書きませんが、私の過去のブログの中にはそういったことを散りばめて書いてますので、他の記事もまた読んでみてください。
       
       そして今日は、こういうコミュニケーションの魔法のようなシステムズアプローチをわかりやすく体験学習できるセミナーを告知させていただきます。
       

      上記はFacebookのイベント告知ページですので、Facebook以外の方は、こちらのページからお申込みください。

       
      JUGEMテーマ:人間関係

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        [家族療法] ブログ村キーワード

         


        ここ最近は、カウンセリングの手法について、システムズアプローチの研究をさせていただいています。

        システムズアプローチについては、ブリーフセラピーよりも家族療法から学んだほうが効率が良いようです。

        例として、子どもが不登校で親が悩んでいるとします。

        もちろん子どもも何かに悩んではいると思いますが、システムズアプローチでは、この子どもの内面に原因があるとは扱いません。

        この場合の子どもは、家族というシステム、または学校というシステムや友達というシステム、地域や団体というシステム、さらにはそれらの統合されたトータルシステムの中に起きている一部であるため、子ども一人にある症状を問題視するのではなく、システム全体がその症状を継続させていると見なします。

        システムズアプローチとは、個人に起きていることを、個人の内面が原因ではなく、そこに繰り返されているコミュニケーションや関係性に原因を求めて対策を考えることを言うのですが、その場合、症状を発症している人のことを、IP(Identified Patient;患者と見なされた人)と呼んでいます。

        その意味で、起きていることはシステムの一部なのだとしたら、その一部をどうにかしようとしても、システムが残っていれば、他に同じ症状が生まれたり、また同じ人が同じように戻ったりすると考えるわけですね。

        この場合にも、「木を見て森を見ず」という諺は当てはまるようです。

        このテーマについては、まだまだ研究を続けますので、引き続き書いていくことになりそうです。


        メルマガではこのアプローチの元となるシステムと生命ということそのものについて、より詳しく解説しています。登録がまだの方はこちらからどうぞ。


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          システムズアプローチを紐解いていくと、ちょっと恐ろしい言葉が出てきます。

          それはスケープゴート(身代わりや生贄と和訳する)という表現です。

          誰しも、自分は誰かを悪者にしたいとは思っていないでしょう。そんな真性ワルはさほど多いものではありません。

          もちろん恨みがあればそういう気持ちも湧くでしょうが、そうでない時でも、家族や団体において悪者や問題児は居るものです。

          その問題児を問題だと言い続ける為に、その問題が解決しないよう、嘘の解決を図ろうとする。
          (※ この場合、もちろん本人にそんな意識はありません)

          問題を「誰」や「誰かと誰かの関係」に留めてしまうとき、その対象者は悪者または問題児または病人と言われたりします。

          しかし、問題をシステム全体が作り出しているものとするシステムズアプローチでは、そのようには捉えません。

          それは物語でいうところの悪役や病人役なだけなのです。

          真の悪人なら話は簡単なのでしょうが、偽の悪人ならば、問題扱いされるだけで、真の問題とは言えません。

          そして真の悪人(悪いことをしたい気持ちを持った人)であっても、システムがそうさせなければ、悪事を行うことは難しくなります。

          自分たちが問題だと思っている人が居るからこそ、維持できている何か、そういうことを考えてみたりするのもまた、システムズアプローチなのです。

          何かを問題だと言っているとき、それが問題で居てくれるからこそ、何かを逃れられていたりする。

          まるでサスペンスでも見ているようですね。

          大分以前に、師の一人・北岡泰典が言っていました。

          「最もシュールなのは私達の日常だよ」

          と。

          その意味は、リアリティを追求すればするほど、わかってくるものです。




          只今私のメルマガでは、人生通してお伝えしていきたいと思っている「生命とシステム」ということについてをシリーズで書いています。一生懸命書いていますので、どうぞご登録ください。


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