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- 2020.10.17 Saturday
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- by スポンサードリンク
ロゴセラピーとは、ギリシャ語でロゴス(意味)という
意味を持つセラピーで、人がどのように生きるのかを
自ら問う「生き様」を重要視するセラピーです。
ロゴセラピーでは、人はその場において捉えるべき
「意味」を瞬時に受信できる能力を持っていると
捉えています。
私はセラピストの一人として、現代社会の過剰な
自由尊重的癒やしを否定している人間の一人です。
辛いならそれをやめれば良い。
正しいと思っているなら主張すれば良い。
熟慮することもなく、そんな安易な生き様を、
セラピストが、問題を抱えたクライアントに教えた
ところで、一時楽になれたとしても、それは更に
今後起きてくる苦しい現実に対し、生きる術を無くす
だけだと思います。
リッツ・カールトンホテルは全国ではわかりませんが、
少なくともここ大阪では、最高のホスピタリティを
誇る、誰もが一度泊まってみたいホテルでした。
私もその一人です。
憧れがあるだけに、今回の事件は本当にショックな
ことです。
Exciteニュース「メニュー表示と違う食材 リッツカールトン大阪でも」
宿泊者に返金を予定しているというのは、逃げない
対応をしたという点で素晴らしいと思いますが、
「世間の期待と持つべき役割」という視点を、従業員
全員に徹底できなかったことはとても遺憾です。
生きる意味は、自分だけで考えるとおかしなことに
なります。
自分はどこに所属し、誰と生きているのだろうか、
そういう「場に存在する意味」を敏感に感じ取り、
どんな行動をとっていくのか、人は皆問われている
のです。
ロゴセラピーは、非現実的で過剰な自由主義から
目覚めさせてくれます。
だからこそ、このセラピー手法を私は愛しているのです。
苦しい時にこそ、その苦しさと今後どう向き合って
いくのか、そこに既に在る意味の中から、何を受信
するのか、それは個人に委ねられています。
人として捉えるべき意味があるなら、それを受信できる
だけの自分で在りたいと、自戒の意味を込めてここに
表現させていただきます。
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