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    [人間関係能力] ブログ村キーワード

     
    いがみ合い



    私はコミュニケーションの専門家だと謳っている関係上、

    実際のカウンセリングでは対人関係問題をお聞きする

    のが一番多いわけですが、その際に最も単純にお伝え

    できるコミュニケーションのエラーがあるので、今回は

    その点をお伝えしたいと思います。



    それはコミュニケーションの意味は双方で違うという

    ことです。



    私がすぐにエラーに気づく言葉遣いがあります。

    それはこんな表現です。



    「あの人は私を怒らせる(イライラさせる)」

    「あの人は私を悲しませる(落ち込ませる)」

    などです。



    これは冷静に分析すると、相手が故意にそのように

    仕向けているように見受けられる表現です。



    しかし、実際には故意にそうされることの方が稀で、

    相手にとっては、生育の中で培われた自然な伝達手段

    だったりする場合が多いわけです。



    この文脈を正確に表現すると、こうなります。



    「あの人は故意に私を怒らせたので、私は怒った。」



    でもここまで正確に言ってしまうと、本当にそうだろうかと、

    耳を疑いたくなってしまいます。



    そして実際にはこうだと思われるのは、このような

    文脈だと思われます。



    「あの人の◯◯のような表現(や行動)は、私にとって

    ◯◯の意味に受け取ってしまうので、私は怒る」



    ということですから、実際、私にとっては発生する

    意味と、相手が発した意味とでは違いがあるのが当然な

    わけです。



    もしこのように思っている方があったら、ご自分の

    パターンに当てはめて考えてみてください。



    そして両者にとって、このことが明確になった場合、

    対策としては、



    「貴方の◯◯のような表現(や行動)は、私にとって

    ◯◯という意味で受け取ってしまうので、今後は◯◯

    というように表現(行動)してもらえませんか(又は

    協力してもらえませんか)」



    というお願いをすることになります。



    コミュニケーションは伝えたことが伝わったことだと

    間違って理解しがちです。

    しかし、実際には伝えた内容と、相手に受け取られた

    意味はズレてしまうと知っておく方が妥当なことなの

    です。



    もし、相手との関係が、話もしたくないようなレベルに

    まで落ち込んでしまっていないのなら、このように、

    相手のせいではなく、自分にとっては◯◯のような意味に

    なってしまうから、協力してもらえませんかという具合に

    お願いしてみましょう。



    これだけで解決する多くの人間関係問題があるわけです。



    愛読者様には、こういうコミュニケーションにおける

    エッセンスを徐々にご理解いただいていくと有難いと

    思っております。



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    JUGEMテーマ:人間関係

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      [人間関係能力] ブログ村キーワード


      人間関係において、人が言葉に固執する理由について考えてみたいと思います。

      この話題の原典は、故グレゴリー・ベイトソン博士の「精神の生態学」によるのですが、私の主観も交えてみます。

      コミュニケーションには、二つの種類があり、言葉そのものというコミュニケーションと、言葉以外(態度やお互いの関係性など)というコミュニケーションがあります。

      言葉のコミュニケーションをデジタル・コミュニケーション。

      言葉以外のコミュニケーションをアナログ・コミュニケーションと呼びます。

      言葉(デジタル・コミュニケーション)は、アナログ・コミュニケーションに対して言えば、とても小さな影響力です。

      実際、怒りながら面白いことを言っても怖いままですし、自信なさそうに「自信あります!」と言っても、伝わるのは自信がないということです。

      ということは、基本的に人は言葉に固執しなくても、相手が本来思っていることがある程度わかっているわけです。

      なのに相手の言葉に固執するというのは、何を意味するのでしょうか。

      それは相手の言葉を利用して、何らかの反撃が必要だからと仮に言えるのではないでしょうか。

      だとすると「貴方は◯◯と言ったのだから」とか、「◯◯と言ったのはこういう意味だ」とかと言わなければならない理由があるということになります。

      これはどういうことなのでしょうか。

      私は、これを「そもそも相手との関係性が悪い」ということを意味しているような気がします。

      簡単に気が許せる相手だとしたら、言葉を注意して捉える必要があるでしょうか。

      つまり、言葉が人間関係を乱していると思う多くの問題は、その言葉を言う人との関係が大いに影響しているのではないかと思うわけです。

      そうだとすれば、その相手との人間関係問題解決の鍵は、言葉への固執をやめ、そもそもその人と形成していきたい新しい人間関係についてを創造的に考え、行動的に対処をしていく必要があると思うわけです。

      これを実際の例に当てはめて考えてみましょう。

      ある商談で、「貴方の考え方は気に入らない」と相手に言われた社長が居ました。そこで社長が「気に入らないとはどういうことだ!」と大いに怒りました。もちろんその商談はうまくいきませんでした。

      このとき、どうだったら良かったのでしょうか。

      社長は「貴方の考え方は気に入らない」という相手の言った言葉を問題にしたように思いますが、実はそうではなく、気に入らないという言葉を社長が気に入らないわけです。つまり、そこには「お前にそんなこと言われたくない」という意味が社長側にあるのでしょう。

      やはりここにあるのは、社長は相手より上だと思っている関係性と、それに見合わない言葉があったことが問題なのです。

      別の例でも考えてみましょう。

      ある婦人が、ご主人に「このバカ」と言われました。婦人は大変ショックで相談に来られ、バカという言葉で受けたショックを切々と語られたのですが、実際には、やはり相手にそんなこと言われるのは納得行かないという日常の不満が爆発しただけでした。

      言葉を問題にするとき、それは言葉を問題にするだけの普段から生じてしまっているもっと継続している関係があることが多いわけです。

      大切なのは、言葉のやりとりよりも相手との関係性。

      そんな風に考えてみると、対策の取り方が見えてくるのではないでしょうか。


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      JUGEMテーマ:人間関係

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        [対人コミュニケーション] ブログ村キーワード

        以前から、コミュニケーションは言葉と言葉以外(主に態度を示す)の両面があるとお伝えしていますが、今日はその点をまた別の例でお伝えしたいと思います。

        私達には、相手が何を言おうとしているのかわからないというコミュニケーションがしばしばあります。

        たどたどしく、ドギマギしていたり、整理して伝えてこない。

        そんなとき、よく職場の上司や厳しい躾をする親などだったら、「何を言いたいのかまとめてから話しなさい!」とか、そのまま「お前の言いたいことは意味がわからん!」と言ったりすることもあるでしょう。

        しかし、最初に言った通り、コミュニケーションには、言葉と言葉以外があるわけです。

        言葉は、コミュニケーションにおいてごく一部の表現に過ぎません。

        こんなとき、言っている言葉にばかり気を取られると、相手が本当に言いたいことがわかりません。

        コミュニケーションには、相手が言葉で表現しようとしていることももちろんありますが、自然と表現してしまっている無意識的なことが含まれているわけです。

        「相手の言いたいことがよくわからない」

        もしこういうことがあなたに起きていたなら、こう考えてみることができます。

        相手は言いたいことを整然と整理するだけの余裕がないのではないか。

        これが長く続いていることであれば、もっとこのコミュニケーションそのものの意味が深くなります。

        それは相手を長期間受容しないで来たことによって、そもそも相手に自由に表現できない状況を作り上げてしまったのかもしれません。

        また、自分がそうしたわけではないが、そういうコミュニケーション状況下に長期間居続けたことにより、コミュニケーションの癖として残ってしまっている…などなど

        コミュニケーションは、言葉だけでなく態度に気を向けることで、今抱えている相手の状況が見えてきます。何らかの感情も見えてきます。そして更に相手にとってある程度の期間続いてしまっているコミュニケーションがあるなら、それは長年抱え続けた問題が見えてくることもあります。

        つまり、言葉じりに囚われない相手の本来の状態がわかってくるわけです。

        もちろん、予測だけではコミュニケーションは完結しませんから、実際にそうなのか、受容的に聞いてあげる必要が生じます。

        そして貴方が、そのことを理解してくれた人であれば、それこそ相手は「どうにかして繕った言葉じり」を話そうとするのではなく、「思っていることそのものを示す実際に則した会話」をしてくれることになり、それこそ無駄なコミュニケーションタイムは少なくなるかもしれません。

        私も自分自身、このことを大切にしようと思っています。

        考えてみれば、言いたいことを整理しないと話せないカウンセラーなんて嫌ですよね(笑)

        「コミュニケーションするということ自体がうまくいかないコミュニケーション」の中にも、伝えたい情報が既にたくさん詰まっているわけですね。

        その意味で今日の格言は、「コミュニケーションにはそもそも意味がある」ということでした。


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          [コミュニケーションの悩み] ブログ村キーワード


          人間関係にはすれ違いがつきものです。

          誰かと誰かがうまくいっていないという問題を検討してみると、大抵の場合、最初は悪意を伴っていないほんの些細なことから始まっていることが多いものです。

          では悪意がないのに、コミュニケーションがすれ違ってしまうのはどうしてなのでしょうか。

          私はこれを外国人とのコミュニケーションを考えればわかると思っています。

          私は自宅にセキセイインコを飼っています。私が飼っているインコだからなのか、「コミュニケーション〜!!」とか毎日言っています(笑)

          インコのコミュニケーションについて、以前にある方が本をくださったのでそれを学んだのですが、代表的なインコ同士のメッセージは、危ないとか、好きだとかを含む8つほどしかないそうです。

          しかし人間は違います。

           


          日本語だと約3千語の単語を知らないとコミュニケーションに支障をきたすと聞いたことがあるほどです。

          そう考えると、人間の言語を使ったコミュニケーションは随分と複雑なのでしょうね。

          私がコミュニケーションにおいてバイブルだと思っている著書「人間コミュニケーションの語用論(ポール・ワツラウィック著)」の中で、著者はこう言っています。

          「他者と分かちあう全ての情報は意味論的協約を前提としているのである」

          これを別の言い方をすれば、言葉は相手と同じ意味で受け取ることができる共通認識がある場合にのみ、相手と通じ合えるということ。

          ここで話を戻しますが、相手が外国人であったなら、話が通じ合わないことに納得がいくでしょう。

          しかし、共通の言語を持っている場合、「わかっているはずなのに」という相手に対しての価値観の強要が起きるようです。

          私は、これを実は多くの場合において、「わかってはいない」と解釈しています。

          だとすると、自分が大事にしている価値観(常識)はどうやら相手に優しく教えないことには伝わっていないと仮定することになります。

          もちろん、コミュニケーションを専門的に学んでいけば、言葉に左右されずに意図を伝えることも、言葉に左右されずに相手の意図を理解することもできます。

          しかし、その前に自分の言葉の使い方(自分が大切にしている価値観)を相手に伝え、相手の言葉の使い方(相手が大切にしている価値観)を理解してみようと努めてみることが、重要なのではないかと思うわけです。

          コミュニケーションはどれだけ伝えたから伝わっているというものではありません。
          こちらが思っていることを、相手はどう思っているのか、正直に教えてほしいと聞いてみること。

          それが対人関係の問題を無くす前提条件なのです。


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            [悩み相談] ブログ村キーワード

            俯瞰


            私は信念として、クライアントが抱える悩みは、出来る限り小さな努力で叶えられる方がより良いと考えています。

            人は時として、苦労して大変なものを乗り越えなければならないときもあります。私もそう思います。

            しかし、簡単に済むならそれ以上のことはないと思うのもまた普通のことです。


            悩みというのは、得てして自分のことよりも他人の方が、対策法がよくわかるものです。

            人は悩みの当事者になったとき、その本来の能力は発揮されにくい生き物なのかもしれません。


            以前に、日本ブリーフセラピー協会の学会へ参加させていただいたとき、長谷川啓三代表は心理療法の目的をこんな風に簡単に言っていました。

            それは「わかっちゃいるけどやめられないことをどうにかすること」

            つまり、自分でもどうしたら良いのかわかってはいるけど、どうもそう簡単にはいかないというのが悩みの素なのかもしれません。


            というわけで、そんな状況をどうしたらよいのか、最近、私の中で流行りのカウンセリング法がありますので、簡単に紹介しておきます。


            これは一つの例ですが、最近あるクライアントにこんな質問をされました。(実際の会話のやりとりを要約しています)


            クライアント(以下「ク」と表記)「何でも押し付けがましくてどうしても苦手な人が居るんですが、どうしたら良いですか?」

            私『貴方は普段どうやって接してるんですか?』

            ク「めんどくさくなるので、できる限り話さないようにしています」

            私『でもそうもいかないときもあるでしょう』

            ク「そうなんです。だから相談に来たんです。」

            私『なるほど。では私の質問にちょっと考えてみてください。”貴方のような人”が、押し付けがましい人に悩んでいるとします。その”貴方のような人”から相談されました。貴方はどうアドバイスしますか?』

            ク「私にはやってほしいこととそうでないことがあるんだとハッキリ言ってしまえば良いと思う」

            私『面白いですね。さっき貴方が実際にやっている対策とは違う対策が出てきましたよ。では貴方が誰かにそうアドバイスされたとしたらどうですか?』

            ク「本当ですね。でもそれができないから困っているんです。」

            私『それもそうですね。では質問を変えてみます。その”押し付けがましい人”が貴方の何らかのコミュニケーションによって、貴方にとって望ましい気づきを得たとします。その時、貴方はどんなコミュニケーションをしたのですか?』

            ク「…(少し考える)。”貴方のやっていることは素敵なことだと思いますが、私にとって苦手なことなんです。お気持ちは有難いんですが、穏やかに見守ってくれると嬉しいです。”と言われたのかもしれません。」

            私『なるほど。また違う回答が生まれましたね。』

            ク「そうですね。これならちゃんと話してみる抵抗が減りました。」

            私『これで必ずしもうまくいくわけではないかもしれませんが、選択肢が広がりましたね。もしそんなに抵抗がないのであれば、実際にやってみてテストしてみたいのですが、どうですか?』

            ク「そうですね。やってみます。」



            もちろん、これくらいのことをコミュニケーション指導としてレクチャーするはたやすいことでしょう。しかし、実際には、クライアントの言葉から生まれた対策や表現の方が、クライアントにとって取り組みやすいものです。

            カウンセラーが教えた言葉は、クライアントの中から出てきた言葉ではありませんから、付け焼き刃で使用するのはあまりに危険です。

            クライアント自身が二人はどんな関係なのかを俯瞰して、クライアントが持ち得る資源を有効活用した対策を提供すること。

            そういうことが大切なのだとつくづく思うわけです。



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