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      気づきの算数

       

       

       


      私は学生時代、数学がとても苦手でした。

      でもそれは今思うと、ある意味高圧的だった数学教師が

      苦手だっただけなのではないかと思います。



      だから数学を応用した物理は、(数学ができないため)

      成績は全然ダメでしたが、自然科学を数式にしようと

      する科学者達の考え方を学べるので大好きでした。



      そして20代後半から、コミュニケーションを応用した

      人生の変化という学びをするようになり、世の中は

      随分と数学で成り立っているのだということを知り、

      今や随分と物事を方程式で考えることが好きになり

      ました。



      方程式はそこに継続可能な法則が存在していて、

      このようにすれば、望む結果が手に入るということを

      伝えることができます。



      というわけで、こうやって時折、「気づきの算数」

      というシリーズを書いていこうと思います。



      数学ではなく算数とするのは、中学校以上で習う数学

      のような難しいものではなく、四則(+、−、×、÷)

      だけで成り立つ小学校程度の算数でわかる内容に

      しようと思うからです。



      できる限り誰にでもわかるような書き方をしたいと

      思います。



      そして初回の今回の算数はこんな式です。



      「 現状 × 問題 = 変化した現状(答え) 」



      これだけだとちょっと意味わからないですよね。

      少し解説しますと、今の状況をどのように見ている

      のかというところが一つの論点です。



      現状に順調さを感じているなら、特に問題はないという

      ことで良いと思います。



      しかし、今なんらかの不具合を感じているなら、

      問題のところに、なんらかの数字を与えると、出る

      答えが決まってきます。



      もちろん、答えには「新しい問題」が生まれるかも

      しれませんし、「解決」ではなく「解決策」が出て

      くるかもしれません。



      例えば、「特に成果もなく、毎日同じようなことが

      起きている日々」というものを、左側に当てはめて

      みます。



      すると右側には、何を問題視するのかによって、出る

      答えが違ってきます。



      そして+は×、−、÷のどれに変えてもかまいません。

      大事なことは変化を起こす算数にする。つまりそこに

      問題を見出すということです。



      しかし、逆説的ではありますが、大事なことは、問題の

      ところに「0」を入れないことです。

      0は何も変わらない、または現状を打ち消すという結果

      しか生まれません。



      「0」とは何もないということ。



      現状に0を足しても、答えは現状のままです。



      かつてアインシュタインはこう言われたそうです。



      「同じことを繰り返しておきながら、異なる結果を

      期待するとは、きっと頭がどうかしているのでしょう。」



      同じことをしてしまっているということは、そこに

      問題を見出していないか、意図的に問題視していないか

      のどちらかです。



      変化を望むなら、そこには0以外の数字を入れて

      いくことです。



      問題が何なのかを認識すれば、その問題との向き合い方

      を変化させるようにしていくこと。



      これもまたブリーフセラピーの根っこになる考え方

      なのです。



      生活の中に、「気づきの算数」活かしてみてください。



      いつもご愛読ありがとうございます。



      今日も皆様にとって素敵な一日にとなりますように。


       

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        さて、今夜の気づきの算数授業は、「どちらをやっても変わらない」という式をやります。

        ※前回の授業はこちらをご覧ください。「問題視しないという問題

        人が何かに悩むとき、それは何かをやるのか、それともやらないのかという二者択一の中に囚われてしまっていることが多いものです。

        人生には、今このままのことをやっていても、未来は望ましくないというときがあります。

        仕事や夫婦、家族、友人などとの繰り返す関係、目標を追いかけること、などなど数え上げればキリがありません。

        そういうとき、今やっていることを A としてみます。

        これを方程式にすると、こうなります。

        A(今やっていること:式) = 望ましくない未来(答)

        では次に A をやることは望ましくないわけですから、A をやめることにしてみると、方程式はこうなります。

        A − A = 0(何も変わらない、または欲しい未来はそこにはない)

        やっていることをやめるというだけでは、この算数では変えることができないということになります。

        これは群数という、数学的哲学の中で明らかになるものです。

        やっていることをやめるだけでは、望む未来(今やっていることの継続とは違う未来)は手に入らないということになるわけです。

        例えば、今やっている仕事が楽しくないとすると、仕事をやめることが人生を楽しくさせるわけですよね。

        仕事のやり方を変えるのか、新しい仕事を手にするのか、仕事をしないでも生きていける別の方法を模索するのかというような選択肢を見つける必要があります。

        続いてしまっていることを変化させたいとき、それはやるかやめるのかという二者択一ではなく、どう変化させるのかを考える必要があるわけです。

        そしてその変化をさせる方法は、A でも −A でもないものを選ぶ必要があります。

        禅の教えに、師が弟子に向かって言った有名な公案(問い)があるのですが、

        「これを杖と言うならお前は肯定している。これを杖でないと言うならお前は否定している。肯定も否定も越えてこれを何と呼ぶか?」

        というものです。

        望む未来は、いつも二者択一の中ではない、第三の選択肢にあるわけですね。

        二つに悩んでしまうとき、それは自分が悩みを続ける構造に入ってしまっていることに気づき、それとはまったく違う選択肢を見つけるアイデアを模索してみましょう。

        今晩の気づきの算数、わかりましたか?

        また時々このシリーズも書いていきたいと思います。

         

        いつもご愛読ありがとうございます。

         

         

         

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          意味がないということ


          この椅子を見て、どう感じるでしょうか。

          単に椅子だと思うかもしれませんが、見方によっては誰も座っていない椅子という表現ができると思います。

          もしこれがいつも見ている、知った人が使っている椅子だったとしたら、更に意味がでてきます。

          「今日は居ないんだ」ということでしょうか。

          通常、0という数字の持つ意味は、こうなるでしょう。

          0 = 何もない

          しかし、コミュニケーションにおける0という数字の持つ意味はこうなるようです。

          0 = 1との差が1あるもの

          もう少し突っ込んで考えると、たとえそれが0(意味が無い)と本人が思っていることでも、コミュニケーションにおいては、誰かが思うことを1とすると、そこには「差異」があることになり、意味を持つことになるようです。

          私に悪意は無かった

          どうやらこの表現は、コミュニケーションにおいてはあまり意味を為さないようです。

          コミュニケーションとは、

          やったこと = 起きていること

          ではなく、

          やったこと ≠ 起きていること

          (※ 「≠(ノットイコール)」は同じではないという記号です)

          と見る方が、エラーがないようです。

          更に言うなら、

          やったこと < 起きていること

          という比重で考えると、より実際に即した対応がしやすくなります。

          自分が発したことを中心に考えると、意図していなかったことには、意味がなかったということになってしまいますが、誰かに影響が起きている以上、コミュニケーション上には意味が起きてしまったと言えます。

          実際に起きていることに目を向けたとき、コミュニケーション(人間関係)における問題は、解決策が見えてくるようです。

          言った、言わないなどの水掛け論はよく聞く話ですが、そこに起きていることに目を向け始めるといいのかもしれません。

           
          意味なし

           
          これはまた厳しい表現の書ですが、随分と的を得ている表現だと傾倒してしまいました。


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