親子の理想的なコミュニケーションとは何なのか。
こんなことをよく考えています。
最近は、精神障害が起こる機序(順番を含む理由)についていつの間にか研鑽を重ねているわけですが、有名文献に触れていくと、ある程度答えはあるようです。
それは多くの場合、母親との関係です。
もちろん母親が悪いというように意味づけないでください。
私は親を責めるつもりでこの文章を書きたいわけではありませんから。
しかし、大切なことは、子どもとどうしても接している時間が長い故に、母親との関係を見つめてみる必要があるということです。
いつも言っていますが、コミュニケーションとは、何をしたのかより、何がそこに起きているのかの方が圧倒的に意味があります。
子どもの固定的な性質(他者への表現の仕方)が誰に対しても一定してしまっている場合、それは長年の影響を受けた家庭内コミュニケーションの結果だと言えると思います。
これは私がいつも言うところの、
ブリーフセラピー(短期療法)とは少し違う論理かもしれません。
ブリーフセラピーは解決志向なので、原因をあまり考えませんから。
そのヒントは母親が抱えている感情の中にあるようです。
この研究と対策については、今週発行予定のメルマガにて詳説させていただきます。
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