[精神] ブログ村キーワード
文化人類学者であるグレゴリー・ベイトソンは、
「精神(マインド)=システム」
であるという視点を生涯持ち続けた人です。
この考え方は現代のコンピュータ科学を支えるサイバネティクスという考え方を創造し、育てたわけです。
そしてこの「精神」という表現は、「意志」とか「生命」とも言えるような気がします。
人は自分の生命の意味や目的を求める反面、その答えにはたどり着けないという一生を過ごす方が大多数です。
これを少しわかりやすくしてみますと、人間は細胞で出来上がっており、その細胞一つ一つもまた生きているというわけです。
一人という表現で一つの生命だと考えられてしまいますが、実際、腸内細菌なども常駐していてくれるから、人間は生命を続けられるわけで、人が死ぬと当然その腸内細菌達の生命も終わります。
以前、精子は生命なのかそうでないのかと考えたこともありましたが、こう考えると明確に生命の一部(つまり単体でも生命)と考えることが可能になるわけです。
そしてここには完全とか不完全とかいう考え方はありません。
何かを構成する要素であるなら、それは生命だと捉える考え方なのです。
どうやら個だけを見つめるとその存在意義や価値、ルールなども見えにくいのですが、集合(システム≒精神≒生命)として見つめると色々と理解できるようです。
ではこれをもう少し実際的な、家族という精神システムや、団体という精神システムと考えると何が見えてくるのでしょうか。
これは書いている私が相当面白くなってきました。
今メルマガシリーズで書いている「精神病の作り方」を終えたら、次のこのテーマで詳しく実生活に併せて書こうと思います。
大照のメルマガ、日々の気付けることが色々と増えると思います。どうぞご登録ください。
ブログランキング。ポチッとクリックで応援してくださると嬉しいです。