[心理療法] ブログ村キーワード
時代というものは常に変化を見せています。
産業も集団的生産重視から、個人的消費者重視へ以降が進んでいます。
売れているものも、電化製品で考えれば冷蔵庫、洗濯機、テレビ、
電子レンジなど、大型家電品が主だった時代から、パソコンなどの
自分でカスタマイズできる製品へと移り、ハード(機械)から
ソフト(運用製品)へと移ってきておりますし、キッチンなんかも
カスタマイズ性が高いシステムキッチンが当たり前になってきています。
携帯電話もキャリアと機種重視だった時代から、何ができるのかという
アプリ重視になってきているということで、片手ななんでもできる
スマートフォンを持たない人は居ないくらいの時代に入ってきました。
私もiPhoneのヘビーユーザーですし、何かあると新しいiPhoneアプリを
探すような感覚があります。
保険などでも、どの保険会社から入るのか、どの保険商品を買うのか
という時代から、消費者個人別に保険を設計するカスタマイズ型の
商品が主流に移ってきており、ある意味商品重視だった日系保険会社は
カスタマイズを先駆けてきた外資系保険会社に押されっぱなしな印象です。
この流れは私達心理療法家の世界にも起きてきているような気がします。
ある意味、それぞれ自分が何をしたいのか、どう生きるべきなのか
ということを考える時代へと移ってきているのでしょう。
心理療法も精神分析に代表される精神力動的なアプローチ(いわゆる「気持ち」の処理)や、
認知・認識を変化させることを重視する認知行動療法、問題解決を重視する
家族療法やブリーフセラピー(いわゆる「解決志向」)などなど諸派ありますが、
◯◯セラピー、◯◯療法をやっているというセラピーの名前が意味を為していた
時代は徐々に終わりを迎え、自分にとってどのようなカスタマイズをして
もらえるのかという関心が高まってきているような気がします。
その意味で、統合的な心理療法という表現が徐々に出始めているようです。
私も今、その方向で新しい心理療法の在り方を模索している一人です。
セラピーそのものが個人や社会にとってどのようで在るべきなのか。
それを問うのがメタセラピーですから、自分が何をするのかではなく、
相手が何を求めているのかを捉える為のセラピーとして確立していくような
気がしています。
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