最近、NLPの少し深いことが書いてある本を学び
始めました。
脳神経学について詳しく書いてある部分もあるの
ですが、その中にとても印象に残った話があります。
視覚の話で、今見えている見え方の中で、実際に
そこにあるものを捉えている情報は約20%。
つまり、80%は記憶を引っ張り出してきている
ということですね。
実際にそこにあるものの2割しか、私たちの意識は
感知できないということです。
私たちが見ている景色は、実際にそこにあるものとは、
実は相当にかけ離れているということですね。
少し詳しく書くと、視覚情報は、視神経から入ってくる
情報を一旦「外側膝状体」という脳内組織で、記憶から
持ってきた感情やそのものを認識するための情報と
再統合して、後頭部の視覚野に送られます。
その際に、外側膝状体にある実物の情報が2割なんだ
そうです。
私たちは日々、自分が脳内で創り出した幻を相手に
生きているということになってしまいますね。
だからこそ、その仕組を利用して、見え方さえ工夫
できれば、いろんな苦しみから解放されるということ
です。
この話題については、いろいろまだ書きたいことが
ありますので、また後日詳説します。
学べば学ぶほど、さらに深くなっていくものですね。