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(心理カウンセリング)

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    • 2020.10.17 Saturday
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      私は医師ではないので、たとえ精神疾患に関してであっても、治療をする立場ではありません。
      ですが、記憶について扱う仕事ではあります。

      お見えになるクライアント様がよく言われる病名は心的外傷後ストレス障害(PTSD)強迫性障害(OCD)などが目立ちますが、どちらも記憶が関係しています。

      PTSDではフラッシュバックと呼ばれる現象(記憶の発動)により、発作的な症状が生まれ、OCDはあるものを見たり聞いたりしたとたんに自分ではどうしようもない強迫的な行動が始まります。

      どちらの記憶も、自分では手に負えないが、忘れることができない記憶・状態のようです。

      ではどうして手に負えないのでしょうか。

      両者共に、強烈な感情を伴う特別な体験の記憶が存在しています。
      そこが大切な点です。
      強烈な感情を伴う特別な体験は、通常の意識状態とは、神経細胞的につながっていないという説があるのです。

      別の言い方をすれば、記憶は心理状態に依存しており、特別な体験をしているときでしか、扱えないものになってしまっているとも言えます。

      最近ではこの、

      「記憶は心理状態に依存する」

      ということを多くの心理学者が証明しています。
      特にルイス・バクスター博士の研究はわかりやすく、興奮する心理状態を引き起こす神経伝達物質を注入すると、トラウマを抱えた人はフラッシュバックを起こし、OCDの人は強迫性の行動を始めたそうですが、それらを持ち合わせない人は何の反応も示さなかったそうです。

      私たちは毎日の出来事をドンドン忘れていきます。
      それは感情管理が可能な、通常の意識状態においてのことです。
      だから勉強のことは忘れるのに、特別な体験を伴った失恋のことは忘れません。

      そういう構造がヒトにあるのであれば、逆に使ってしまおうというのが、私の行うNLPによるセラピーの手法だと言えるのではないかと仮説として思っています。

      ネガティブな記憶は通常意識に繋ぎ、忘れる構造へ導きます。
      ポジティブな残しておきたい記憶であれば、体を使いながら、行動を伴う特別な体験として記憶できる様にします。

      テクニックとして言えば、PTSDにはトラウマキュアという技、OCDにはスイッシュパターンという技が効果的です。

      皆さんも記憶の存在の仕方、変えてみませんか?

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        • 2020.10.17 Saturday
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