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(心理カウンセリング)

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    • 2020.10.17 Saturday
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      脳内はたくさんのニューロンという神経細胞(100〜200億個)と、その端にある樹状突起(どのニューロンにも最大20000のこれがある)、それらを行き来する神経伝達物質があります。

       
      ニューロン

       
      各ニューロンはおそらく同時に何百という神経組織に結合すると思われます。
       
      神経伝達物質にも様々あり、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、アセチルコリン、エンケファリン、βエンドルフィンなどがあります。
       
      この神経伝達物質達がメッセージとなり、各神経組織へと情報を伝えています。

       
      それはどうやらこんな風です。

       
      そしてそんな難しい説明はさておき、

       
      「では記憶はどこにあるのだろうか」

       
      ということです。

       
      それは、

       
      「大脳の各細胞に分担されて保存されている」

       
      というのが妥当な答えだと思います。
      しかし、特別な記憶は、このような適切な処理をされていないという説があるのです。
       
      脳細胞(ニューロン)の周りには、細胞外液というものがあり、細胞外液から拡散してニューロンに届く特定の情報物質の有無によって、神経組織の動きが定義付けられています。
       
      例えばアルコールに酔った際、飲酒によってできあがった副産物としての物質が体内に溢れ、その情報物質と共に記憶がコード化され、通常との差異があまりに大きい時、もはや普段は思い出すことができず、再度酔うまで記憶はしまわれたままです。
       
      そして、前説が長くなってしまいましたが、ここからが本題の記事です。

       
      先ず、私たちの人生を左右するのは「記憶」であることは間違いないことでしょう。
       
      自分がどんな存在なのか、何ができて、何ができないのか、それを証明している根拠も記憶です。
       
      そして、特別な感情を伴ったとき、通常の神経伝達物質と共に、ストレスの副産物として、乳酸塩などの物質ができます。

       
      こういった物質に記憶の再生(神経組織の動作定義)が依存しているのです。

       
      この乳酸塩などを人体に投与すると、強度のトラウマを抱えた人だけが、フラッシュバック(過去記憶の再体験)を起こします。
       
      この副産物を伴っている記憶は、特別な記憶として、普段呼び出すことができない神経組織にしまいこまれてしまいます。
       
      簡単に言うと、
      「強度のストレスを伴う記憶は、処理できない記憶として、宙に浮いてしまう」
      のです。
       
      そして普段、自分の意識で左右できない領域にあるものが、ある刺激と共に突然にフラッシュバックとしてあらわれます。


      これを心理学では、記憶の侵入(侵入性反応)などと呼び、本人の意図していないタイミングでいきなり思い出されて苦しむわけですから、それはもう恐怖です。
       
      その強度なものがPTSD(心的外傷後ストレス障害)ですが、程度の弱いものは、私たち人であれば、誰であろうと持ってしまっているのです。
       
      これが、人生において処理することができなかった記憶
      ※ これを「未解決の問題:アンフィニッシュドビジネス」と言います。
       
      アンフィニッシュドビジネスとしての記憶は私たちの人生を支配します。
       
      適切に処理できないわけですから、恐怖はずっと無意識的に消えません。

       
      だからこそ、無意識的にその出来事を避けるように人生を生きようとします。

       
      ある人はそれを、

       
      「自己主張すると攻撃されて危ない」

       
      と言うでしょう。

       
      またある人は、

       
      「夢を追いかけても、結局は失敗する」

       
      と無意識的に意味付けるかもしれません。

       
      「頑張ることなど意味がない」

       
      とするかもしれませんし、

       
      「こういったタイプの人は危ないから近づくな」

       
      という無意識的禁止令もできあがるかもしれません。

       
      これが幼児期に拡大解釈されると、

       
      「人に近づいては危ない」

       
      となり、内向的な性格のできあがりです。

       
      場合によっては、好きだった食べ物が嫌いになるでしょう。

       
      もっと大きな例で言えば、人生の生きる意味をお金の亡者として、そこに見出したりする人も、アンフィニッシュドビジネスが関係していると言えますし、犯罪心理学に結びつくものもあるでしょう。

       
      そうして儲けたお金も、適切に処理されていない記憶から生まれる不足への補いですから、満たされることはありません。

       
      求めた先に、そのものを手に入れたはずなのに、いつまでも幸せは訪れません。
      ではそれはどうやって解消したらいいのでしょうか。


      それこそ、NLPのなせる技において可能なのです。
      そのアンフィニッシュドビジネスは、NLPにおいては、その記憶を適切に呼び出してきて、配線を繋ぎ直し、満足度の高い活動を起こす神経活動へと変化させることができるのです。
       
      先ず、適切にアンフィニッシュドビジネスとなっている記憶を呼び出すスイッチを設置し、それを満足度の高い神経活動へとつながっている組織へ繋ぐ。
       
      適切にNLPのワークを行うことを知った人なら、アンフィニッシュドビジネスを見つける度に、人生における新たな自由を手に入れるネタを手に入れたと喜ぶことができるでしょう。
       
      どんなに厳しい人生を通ってきていようと、それは記憶がなせる苦しみ。

      そうであるなら、その記憶を適切に処理するための試みを始めてみませんか。

       
      つらい記憶がたくさんある人もいるでしょう。

       
      あまり満足できる記憶のない人もいるでしょう。

       
      辛すぎて、その記憶を扱うまでに時間のかかる人もいるでしょう。

       
      でも、一つずつ、確実に、適切に行っていったなら、どんな人生も欲しかった人生に変容可能です。

       
      思いもかけない自由と、安堵と、満足に溢れたものにできるはずです。

       
      NLPを使うセラピストであるなら、この辺りのことを適切に理解することを問います。

       
      またNLPを自らのセラピーに取り入れるクライアントは、それを興味に変え、意欲に変え、取り組んでみていただきたいと思います。
       
      「ストレスから解放されること」

      とは、とても人生に意義ある行動なのです。
      セラピーを希望される方はこちらに詳細がございます。
       

       
      セラピストとして生きる人生もあります。


      少しずつ自分らしい人生を取り戻していく過程に付き添うことができるのは、無上の喜びです。
       
      心匠セラピスト養成コース

       
      もっともっと増やしたい、この国に、世界にNLPを使うセラピスト達を。そう願っています。

       
      JUGEMテーマ:メンタルケア

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        • 2020.10.17 Saturday
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        • 01:03
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