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(心理カウンセリング)

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    [人間関係の問題] ブログ村キーワード

     

    人間関係がうまくいかない理由を、問題の短期解決技能であるブリーフセラピストとして、感じたままを表現するなら、それは『コミュニケーションに関する誤解』だと思います。

     

    ちょっと長く難しい話になってしまうかもしれませんが、コミュニケーションを大事にしたい人であれば、とても大切な情報ですので、ここからの話を真剣に読んでみてもらいたいのです。

     

    このことは、私自身、コミュニケーションについて専門的に学び始めたとき、とても混乱し、困惑した学びでした。

     

    理論としてはすぐにわかったのですが、今まで思っていたコミュニケーションに関する概念とはあまりに違っていた為に、感覚として受け入れる為には数年を要した気がしています。

     

    だからこれを人に伝えようとするとき、それだけ簡単ではないことは、自分なりに理解しているつもりですし、だからこそ、今、他にはないコミュニケーションの講座を開くことができているのだと思います。

     

     

    意思疎通が取れても、人間関係は改善しない?

     

    コミュニケーションは意思疎通が取れることが目標ではない

     

    内容に入りますが、

     

    先ず、『コミュニケーションがうまくいく』という表現がありますが、これはどういうことでしょうか。

     

    よく人はこう言います。

     

    "自分の思い通りに、相手へ意図が伝わった"と。

     

    つまり、意思疎通がとれたということになるのでしょう

     

    しかし、これではちょっと、最初のコミュニケーションがうまくいったということになっているのか、私には疑問が残ります。

     

    仮にこんな話を例にしましょう。

     

    いつも同居されている人の物忘れが酷く、トイレの電気を消し忘れたり、水道の蛇口を閉め忘れ、水を流しっぱなしにしてしまったりすることがよく起きているとします。

     

    自分はそのパートナーを大切に思っていますが、そういう部分だけは、どうしても受け入れられず、苛立たずにはいられません。

     

    その人に、自分の価値観としてどうしてもそれは嫌なんだと伝え、相手にもそれがしっかり伝わったとしたら、相手はそういう行動がなくなるのでしょうか。

     

    私の予測では、Noです。

     

    意図が伝わることと、相手がこちらの望む通りに動いてくれるかどうかは別の話だと思います。

     

    こういったことは、付き合い始めのときには起きなかったが、同居したり、結婚したりすると起きてくる問題の代表例です。

     

    こういう話の場合、よくある心理学では、

     

    「伝わったとしても相手がその通りに動いてくれないなら、それはこちらが諦めれば良いとか、相手の問題なのに、わざわざこちらが腹を立てなければ良い」

     

    とか言われたりします。

     

    それはもちろん解決の一つだとは思います。

     

    相手に干渉しなくて良いのですから、ある意味取り組みやすいのかもしれません。

     

    しかし、どうも狐に耳をつままれたような、実際には解決していないような、微妙な気分にもさせられます。

     

    やはり、人に変わってほしい、つまり、自分の理想とする家族や恋愛・人間関係をつくっていきたいという理想は、残るように思うのです。

     

    では、本当に相手に変わってもらうことはできないのでしょうか。

     

    望めるなら、それが一番起きて欲しいことのはず。

     

    どれだけ自分が相手を愛していたとしても、自分にとって嫌なことをし続けてきたり、『愛してくれている』と思えることをいつまでもしてくれない場合、その愛を永久的に続けることはできるのかどうかも疑問です。

     

    もちろん、そういった素晴らしい愛情の持ち主が居ることは知っています。

     

    ですが、実際的に多くの人は、長年になると苦しいもので、心理カウンセリングでは、そういった事例を直接聞くことが大変多いのも事実です。

     

    このような点に対し、多くの夫婦が「諦め」という選択をして、距離感で解決しているのが実際と言えるような気もします。

     

    つまり、相手とあまり近くにいるとストレスが溜まるから、ある程度顔を合わさない時間を増やすという対策です。

     

    これもやはり有効な解決策ですし、近寄れば近寄るほど関係を悪化させてしまうという悪循環に陥ることに比べると、とても意味のある方法だと思います。

     

    しかし、それしか対策がないというのも、なんだか切ない話です。

     

    心理学やコミュニケーションに関する専門領域は徐々に社会に認知されてきているのに、本当にそれしか対策はないのでしょうか。

     

    私の見解では、"コミュニケーションとは何か"という話を誤解なく理解できれば、そういった諦めを前提とした対策ではなく、本質的な解決が可能になると思っています

     

    では、上記などの例では、コミュニケーションについて、人はどう誤解してしまっているのでしょうか。

     

     

    コミュニケーションは意識されていない?

     

    その答えは、

     

    コミュニケーションは意識されている

     

    と思い込んでしまっているということです。

     

    少しわかりにくいかもしれませんので、解説を加えさせていただきます。

     

    よく、自分にとって不快だったり、意味のわからないことを相手がした場合、相手はどうしてそんなことしたんだろうと疑問に思ったりします。

     

    つまり、"何か意味があって、そういうことをしている"という前提です。

     

    そこでそのまま、

     

    「なんでそんなことしたの?」

     

    と確認することは、多くの人達がする質問でしょうし、確認せずとも疑いは持ってしまうこともしばしば。

     

    しかし、実際に確認しても、答えが曖昧だったり、逆にそれによって喧嘩になってしまった経験を持つ人も多いでしょう。

     

    つまり、「コミュニケーション」とは、本人にとっても意識されていないものが多いということなのです。

     

    本人にとっても理由なくやってしまっていることについて、どれだけ

     

    「なんで?」

     

    と尋ねたところで、不毛な対話になってしまいます。

     

    場合によっては、不毛どころか、自分のことを悪者のように決めつけられた言い方に、逆に反感を持ち、関係が悪化することすらあります。

     

    また、このことは別のデメリットまで生んでしまうかもしれません。

     

     

    嫌なことをしてくる理由を尋ねるデメリット

     

    この場合のデメリットとは、

     

    『脳は質問に対して答えようとすることで学習(認識)する』

     

    という性質があるということです。

     

    つまり、自分にとって嫌なことをする相手に、

     

    『なんで?』

     

    と聞くことで、

     

    「相手はどうしてそんなことしてしまったんだろう?」

     

    と自分に問いかけることとなり、相手が嫌だと言ったことをやる為の理由や方法について、新たに答えを出そうとしてしまうのです。

     

    精神的に言えば、自分が悪者である理由を探しに行って、何か見つかってしまえば、やはり悪者だと学習されることになります。

     

    それは、相手が嫌な思いをするやり方を自分の中で反復できるように学習し、そういうことを好んでやり続ける人格を固定化してしまっているようにも見えます。

     

    つまり、それを聞けば聞くほど、相手は自分に嫌なことをするプロフェッショナルになっていってしまうのかもしれないわけです。

     

    また、もし、そういった会話自体が相手にとってストレスの高いものであった場合、誰であってもストレスは避けて通りたいですから、その話題について考えることを拒否したくなります。

     

    そうすると、それについて考えたくないわけですから、無意識的にやってしまっていた相手の行動が変わる可能性はやはり低くなるのではないでしょうか。

     

    場合によっては、こういう対話を避けたいが為に、相手は自分と距離を置いてくるかもしれません。

     

    ではその解決法はどこにあるのでしょう。

     

    実際的に、お互いが満たされる行動を取り合えるようになっていくためには、先ず、先程の『コミュニケーションは意識されているはず』という誤解を解く必要があるのではないかと思います。

     

    それは自分ももちろん同じです。

     

    考えようによっては、自分がとっているコミュニケーションのとり方が、相手に『自分にとって嫌なことをし続ける』よう仕組んでしまっているのかもしれないのです。

     

    コミュニケーションについて学ぶということは、単に話し方や聞き方が上手になるということではなく、関係する人たちが満たされ合うようになっていくことが目的です。

     

    この大きな目的がなおざりになったまま、話し方や聞き方がうまくなったところで、実際の人間関係がよくなることはあまりないでしょう。

     

    効果があるとすれば、出会った時の第一印象として、流暢に話せる人なんだとな思ってもらえるくらいなのかと思います。

     

    いつもご愛読ありがとうございます。

     

    コミュニケーションということについて、少し深くお考えいただくことはできましたでしょうか。

     

    後日、この記事について、更に詳しく、文章と動画でお伝えする記事を書きましたので、ご紹介させていただきます。

     

    この記事の最下部をご覧下さい。

     

     

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    後日更新記事(文章と動画でコミュニケーションの実際を解説しています)

     

    ⇒ これまで語られてこなかった人間関係がこじれる本当の原因

     

     

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