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セラピーを受けたい人は…
(心理カウンセリング)

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    [心理カウンセリング] ブログ村キーワード

     

    少し前、知り合いの精神科医の方とお酒の席を同席させていただいたことがありました。

     

    そこでの対話が、私にとってセラピー(心理カウンセリング)とは何で、何を大切にしていかないといけないのかについて、とても考えさせられるものとなりました。

     

    お話の中身は、精神科医様の守秘義務に抵触することを避けるため、患者様との話はほんのちょっとのことでも内密にさせていただきますが、今回のことで改めて私の心の中に沸き起こったことが、今回の内容になります。

     

    そもそも欠けてしまいがちな視点とは

     

    心理カウンセリングをさせていただいてると、悩みが解決に向かう中で、何が解決に大きく関与しているのか、私なりに思うところがあります。

     

    それこそが、この世界の多くに欠けている視点なのではないかと思う部分なのです。

     

    それは「実際にはどのように機能しているのか」という視点です。

     

    私達が生きている社会には、多くの問題解決法がありますし、教育や成長、人間関係、心理などについて、これが良いという理論など、山のようにあります。

     

    しかし、その理論を試してみたときに、それが実際にはどのように機能するのか、やってみないとわかりません。

     

    言い換えると、未だ私達の生きる世界は、思い通りに起きることを予測できる程、うまくいってはいないのです。


    しかり、それだけ言っても、わかりにくいかと思いますので、今回は、精神科の診断書という一つの例を使って、詳しく説明させていただきます。

     

    また少し長くなるかもしれませんが、心理に関係している方や、深くお悩みを抱えていらっしゃる方は、是非ともお読み下さい。

     

    精神科医の診断書は役立つのか

     

    今回、精神科医の先生と話していて、盛り上がったテーマ。

     

    精神科医の診断書

     

    それは、心理問題を抱えるクライアントにとって、診断書はいつ役立つのかという点です。

     

    診断書を、"役立つのか、役立たないのか"と語るのは、少し違和感を感じるかもしれませんが、これが今回お伝えしたいことに大きく関わっている内容なのです。

     

    先ず、精神病や心身症を診断されるとはどういうことになるのか考えてみましょう。

     

    診断された本人は、「何か普通じゃない感じがしてたけど、やっぱりそうだったのか」ということになり、苦しみにラベルが貼られ、そのラベルについて余計に深く悩んでしまうかもしれません。

     

    それとは逆に、診断されることによって、「病気なんだから仕方がない」と楽になれる人も居るでしょう。

     

    それは相談者(患者)本人の性質や、置かれている環境によって大きく変わってくると思います。

     

    もっと言うなら、本人が、「周りからどう思われるのか」によって随分意味が変わるのです。

     

    その扱いは国やそれぞれの所属する人間関係の文化によって変わってくるものだとは思います。

     

    そして筆者が知るところでは、周囲からこのように思われることが多いのではないかと、推察しています。

     

    何か大変だけど、どうして良いのかわからないもの

     

    未だ、この社会における精神病の扱いはあまり認知されていません。

     

    もし、心の問題に悩む本人と相手をするにしても、それを救うコミュニケーションは何で、逆に苦しめてしまうコミュニケーションが何なのか、わからない方が多いは実際のところでしょう。

     

    もしかすると、実際に診断された方の周囲の人の中には、自分の不安怖れが増してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

     

    「正直、私は危害を加えられないだろうか」

     

    などと感じてしまう方も居るかもしれません。

     

    心理カウンセラーとしては言うべきでない発言かもしれませんが、仮にそうであっても、筆者はおかしいとは思いません。

     

    それよりも逆に、そういった反応を相談者本人が浴びる可能性があるということが視野に入っている方が、実際の援助には役立ちます。

     

    今回お読みいただいている方も、そう感じるでしょうか。

     

    仮にそうなってしまったなら、どのような影響が出てくるのか、もう少し解説します。

     

    人間の性質の一部には、違和感のあるものを排除したいという傾向がある

     

    これは心理の世界に仕事をさせていただいていると、強く感じられる人間の性質なのですが、多くの場合、人の集団は自分の中で理解できない存在に違和感を感じると、それに恐れや不安を抱き、排除しようとする傾向があるようです。

     

    もちろん、皆がそうではありませんが、そういうパターンはとても多く存在しています。

     

    このことを、太古の時代から歴史的に解釈するなら、集団が生き抜いていこうとき、違和感のある個人を入れておくことは、生存の危機に直結していたのかもしれません。

    まだ野外に少数民族として暮らしていた時代なら、容易に想像できますね。

     

    このことについて私個人は、デビルマンという漫画の中で、周囲が悪魔と一体化したデーモンという人類の新種に違和感を持ち、殆どの人が排除しようとした中で、デーモンは悪い奴じゃないかもしれないと言った主人公の交際相手が、魔女として扱われ、酷い仕打ちを受けるシーンが思い出されてしまいます。

     

    デーモンを積極的に排除しようとしない彼女が、周囲の人からは、不安と恐怖の対象者になってしまったわけですね。

     

    その漫画のイラストをご紹介したいところですが、公開で画像として取り上げるにはショッキングな内容ですので、ここでは控えさせていただきます。

     

    しかし、その結果として悪魔と一体化した主人公(デビルマン)が残した言葉だけでも、何かを物語っていると感じますので、そちらの画像を載せさせていただきます。

     

    俺は身体は悪魔になった…だが人間の心は失わなかった。きさまらは人間のからだを持ちながら悪魔に!悪魔になったんだぞ!

     

    現代の社会ニュースなどもそうですね。

     

    陰湿で凄惨的な事件が報道されると、そこに込められた悪がそうさせたと捉え、それを排除する為にはどうしたら良いのかという観点で、更に報道が上乗せされていくという感覚が、この時代になっても感じるのは、なんとも言えません。

     

    しかし、こういう筆者の話もまた、そうなってしまう人々を悪く言っているように思って欲しいと言っているのではないのです。

     

    どうあがこうと、まだまだ人々は、集団になると、そういう性質を持ってしまうものなのです。

     

    「本当にはそう思わない。でもここで生き抜く為には、私が所属する集団の意識に協調性を見せておく必要がある」

     

    そう考えることは多いもの。

     

    それを責めるのもナンセンスだと筆者は思っています。

     

    居場所を失うことは、誰であっても大きな問題なのです。

     

    診断書の価値がそうであって欲しいと願うこと

     

    もちろん、診断書が出たとしても、その影響が悪い方へばかり向かわせるわけではありません。

     

    職場の心ある人々が、そこまで至ってしまった経緯に関心を持ち、深く話を聞いて心を癒やしてくれるかもしれません。

     

    積極的にその人の為に何ができるかと模索してくれるかもしれません。。

     

    何もできないと知っていても、せめてその心を理解してあげようと、優しさが増すかもしれません。

     

    誰であってもそういった美しい話を聞いたことは、一つや二つではないでしょう。

     

    筆者自身も、そうでありたいと願っています。

     

    診断書を出す側も、もらう側も、そんな願いが少なからずあるのではないでしょうか。

     

    そのことは、おそらく医師にもある程度あるのではないかと思っています。

     

    ただ、筆者がこの記事で伝えたいのは、全ての人がそういう肯定的な反応をするわけではないという実際面なのです。


    そうであって欲しいと願うことと、実際にそうなるということとは、いつも少し違う側面があるのでしょう。

     

    診断書が役立つタイミング?

     

    こういったことをベースに話を戻しますと、最初の話が少し伝えやすくなります。

     

    精神科で診断書をもらった人への、周囲が発する実際の反応は、どうなることが多いのでしょうか。

     

    自分とは違うと感じた存在に恐れを抱き、簡単には排除するとまではいかなくとも、多少の距離を置きたくなることは少なくありません。

     

    その理由は、これまで書いてきた通りです。

     

    そして、そもそも診断書とは、いつ取得するものなのでしょうか。

     

    その多くは、自分の勤め先に対し、休養の必要が認められることを医師に証明してもらうタイミングで使われているようです。

     

    もちろん、一度休職期間などに入ると、経過報告や、復帰のタイミングでも必要になります。

     

    その他に家族や親族へ何かの理由で診断書を見せる必要があることはありますが、あまりそれが主たるものではありません。

     

    だとすると、最もポピュラーな使い方は、雇用主に見せることです。

     

    ただし、ここで一つ問題が発生します。

     

    それは、患者自身がどういったところに勤めているのかということです。

     

    他に替えがきくような、大きな職場であれば、休養、休職、復帰という流れの為に、使えるかもしれません。

     

    しかし、小規模事業、個人事業に雇用されている方などの場合、その人が居ないと、売上に直結してしまいます。

     

    小さな規模では、誰かがしばらく居ないということに対応できませんし、休職期間に標準的な給与の6割を支給するという雇用主負担も、小さな規模では支給が難しくなります。

     

    そういったいくつかの意味で、もし職場に残り続けるとしても、その人に雇用主が負担を感じることは少なくないでしょう。

     

    そうなると、小規模事業の場合は、診断書を持っていったとしても、単に職を失っただけという悲しいストーリーが待っている可能性もあります。

     

    このことについて、今回、対話をさせていただいた精神科医の先生とは、診断書を書くことが、患者への援助だとするなら、その背景をどうやって確認していくのかが課題になるということを確認し合いました。

     

    私のような一人の心理カウンセラーの意見を、ちゃんと受け止めて下さるのは、本当に有り難い医師だと感じた瞬間です。

     

    人間に起こる問題と解決の本質

     

    そして、筆者がこういった話題をご紹介した理由は、決して診断書について深く考えて欲しいからという、限定されたものではありません。

     

    人間に起こる問題と解決していくための本質的な話題を提供したいからです。

     

    それは、何が作用して悲しいストーリーが生まれたり、逆に問題が解決していったりするのかを、見極めることだと思っています。

     

    筆者は、この作用機能という言葉に、まだまだ私達一般人は無知だと感じているのです。

     

    少し前のブログ記事に、心理療法の中でブリーフセラピー(短期療法)というものがあり、その療法家たちが大事にしているのは、プラグマティズム(合理主義とか実用主義と訳されます)だということを紹介しました。

     

    該当する記事⇒ ブリーフセラピー協会学術大会2017に参加して

     

    筆者がこのことを通じて言いたかったことは、個人の気持ちがどうであるという以上に、どんな人間関係でも、実際にそこに起きていることを中心に問題を分析するべきでしょうし、実際に起こりうる解決策を立てるべきだと思うわけです。

     

    私達の住む世界は、実際のところ、まだまだそれがズレてしまっていると筆者は感じます。

     

    この問題はこうである筈だと論じて実践し、結局は予想通りに物事が進まず、机上の空論となってしまうのです。

     

    だからこそ私は、そのことをこの社会に伝え続ける使命を感じていますし、心理カウンセラーや心理系のセラピストを育て、支援し続けています。

     

    人の心がどのように実際に作用され、機能するのかを深く理解できた心の専門家(心匠)を、もっともっと増やしたいのです。

     

    心の専門家になれる講座

     

    私はブログ記事などを頻繁に更新する能力はありませんので、この記事が2017年最後となると思います。

     

    2018年1月21日からは、私が主催する心匠セラピスト養成講座9期がスタート致します。

     

    この講座を学んだ人は、心の実際についてを多くの点で理解するわけですから、周囲への存在感がシフト致します。

     

    現在、受講生募集中ですので、こういったことにご興味のある方は、是非半年間の深い心の学びに飛び込んでみて下さい。

     

    詳細は次の画像リンク先から、見ることができます。


    心匠セラピスト養成講座

     

    そして、こういう主張をする私が、問題を解決していく対話を生で見ていただけるセラピーライブが、1月14日(日)にあります。

     

    ご関心のある方は、是非とも見ていただきたいと思いますので、次の画像リンク先で詳細をご覧下さい。

     

    後半は、私に繋がるセラピスト達の交流会にもなっていますので、そういった方々と知り合いたい方もご利用下さい。

     

    セラピーライヴ 上野大SHOW

     

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    いつもご愛読ありがとうございます。

     

     

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