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    • 2020.10.17 Saturday
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      谷亮子


      谷亮子さんは、世界選手権を10連覇したときに、

      毎度相手の想定範囲を超えるだけの、勝利パターン

      を本番中にイメージしていたというインタビュー

      記事を読んだことがあります。



      私たち短期療法家(ブリーフセラピスト)が扱う

      問題は、今まで通りの当たり前の考え方の中では

      解決できないものが多いものです



      単純に心理相談と言えば、心療内科に行くことが多い

      でしょうし、そこまでいかない場合、誰かに相談

      したりして解消しようとするでしょう



      そこで解消されるなら、私たちのところに来られる

      ことはありません



      アクションを起こして失敗し、一度行き詰まり、

      どうにかしようとしてまた失敗し、二度行き詰まり、

      そんなことを繰り返している方が、どこかに違う

      方法はないのかと、いろいろと調べているうちに

      見つけてくれるようです



      だからこそ、ややこしい問題を抱えていらっしゃる

      場合が多いんですね



      そして、それが例え複雑化したややこしい問題で

      あっても、やはりその解決の為の、基本的前提

      というのがあります



      その一つが、

      今までのクライアントの考え方そのものでは、対応

      できないことがここに起きているという前提です



      クライアントの人生には、今までの考え方では対応

      できない何かが起きていると見てみるのです



      ということは、そこには新しい概念が必要になります

      新しい視点とも言えるでしょう



      新しい概念が生まれると、考え方そのものの選択肢が

      増えることになりますので、新しい行動の為の

      アイデアは当然の如く生まれやすくなります



      【行き詰っているときのヒント】というブログ記事の

      シリーズでは、そういう新しい考え方の基と

      なる基本的前提を紹介していければということです



      シリーズ【行き詰っているときのヒント】





      今までの通りでうまくいかないんだから、今までとは

      違う考え方にする



      抱えている問題の性質を上回るだけのアイデアを

      出そうと試みてみること



      当たり前の話ですね






      JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

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        リチャード・ギア


        先日あるクライアントとの面接があり、主訴は

        年上コンプレックスという話でした



        私個人としては、年上という表現が何か少し素敵な(笑

        表現に感じたりもしますが、この方には重大な問題

        でした。



        この時のやりとりがまた【解決志向で考えてみる

        というシリーズに合ってる話題なのでセッションの

        一部をご紹介します。



        この方の場合、年上の人なら誰であっても、恐れを

        抱いてしまい、会話がスムーズにできないというのです



        これは何を意味しているのでしょうか

        以下がこのときの実際の会話です。



        私「年上の人というのは主に誰のことを指しているのですか?」

        相手「わかりません。年上なら皆です。」

        私「わかりました。それでは、年上の人が怖いというときの記憶を思い出して、どんな感覚がするのか教えてもらえませんか?」

        相手「(誰かとの記憶を思い出した後)何かビクビクした感じがします」

        私「そのとき、何にビクビクしてしまうんですか?」
        (私はこのとき誰にビクビクしているのかを観察しながら予測したりしています)

        相手「何か見抜かれてしまうような気がするです」

        私「何を見抜かれてしまうんですか?」

        相手「本当には何もできない自分をです。自信がないんです。」

        私「では何に自信がないんですか?」

        相手「私は見た目に、何かできそうに見えるらしく、最初の印象が良い分、それが崩れるのが怖いんです」

        私「それでは見た目に相応しいだけの実力がないということですか?」

        相手「そうなんです。」

        私「その見た目に相応しい実力を手に入れるとしたら特に何のことになりますか?」

        相手「今の会社で、できるやつだと思われているのに、その期待を裏切って営業成績が出せていないことがつらいんです。」

        私「その期待を裏切りたくないということなのでしょうか。」

        相手「ええ、そうなんです。」

        私「言い方を変えると、相手の期待に応えたいということでしょうか。」

        相手「そうですね」

        私「では最近で言うと誰の期待に応えたいですか?」

        相手「それは仕事の上司ですね」

        私「仕事の上司は貴方に何を期待してるんですか?」

        相手「販売の成績ですね」

        私「それではお話のテーマを、どうやったら販売の成績を上げられるのかという話題に変えたいと思うのですが、どうでしょうか。」

        相手「はい、よろしくお願いします。」




        今回のケースを解説すると、年上コンプレックス

        という一見難しく思える話題ですが、日常の中に、

        解決すべき課題が隠れていたことがわかります。



        解決思考のセラピストは、クライアントの問題を

        そのまま問題として受け入れないときがあります。

        その問題の背景にある、もっと日常的に抱える課題を

        現実的に解消していくことで、問題そのものが問題

        にならない状態をつくろうとする。



        こんな解消法もまた解決思考アプローチの一つです。



        彼の上司はどんな人なんでしょうね。

        リチャード・ギアのようなダンディな男性なんでしょうか。

        今回はそこを特定しないままにセッションが終わりました(笑)




        JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

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          時間


          日曜日はセラピストトレーニングスクールの授業でした



          扱った内容の一つが「リフレーミング」というもの



          リフレーミングとは、物事を別の視点で見てみよう

          ということです



          正確に表現すれば、フレーム(心理的枠組)の外に

          出て、別のフレームを当てはめて考えてみようという

          話なのですが、こんなふうに言うとややこしいですよね



          そして授業の中で行われたリフレーミングの会話の

          一つが、よく聞く悩みの一つだなぁと思い、解決志向

          で言えばこうだと説明するにはもってこいな例なの

          で、書こうと思います



          悩みは、


          「時間の使い方がうまくいかないんです」


          というもの



          良く聞く話ですよね



          きっと、何か目標を持つ人なら、とても多くの人が

          悩んでいる話でしょう



          これを心理学的に原因思考というタイプの考え方で

          アプローチすると、


          ・なんで時間がうまく使えないんだろうか

          ・心理的に問題を抱えてるからだろうか

          ・時間についてどのような問題があるんだろうか


          などと考えたりします



          もちろん、場合によっては根本的原因と対策ができる

          ことがあるので、それも一つの素晴らしい考え方なの

          ですが、解決志向のブリーフセラピー短期療法

          では、このようなやりとりになりました



          私「時間うまく使えないというのは、その中の特に何が嫌なのですか?」

          相手「やりたいことがうまく計画通りに進まないのが嫌なんです」

          私「ということは、決められた時間の中で、計画通りにやることを進めたいということですか?」

          相手「そうです。計画通りにいかないとイライラしてしまうんです。」

          私「なるほど、ではわずかな時間でも大切に使おうとする方なんですね。どのように時間を使えたら満足できますか?」



          という具合に、原因特定よりも、どうなりたいのかに

          焦点を当て、それを実際に実現するための話に入って

          いくことになります。



          リフレーミングされたところだけを抽出しますと、



          時間をうまく使えない


                  ↓


          時間を大切に使う人



          というのが、今回のリフレーミングだったということ

          になります



          この後、実際に話を進めていくなら、計画そのものを

          調整したり、見直したり、やり方を見つめ直したり

          する現実的な段階に入るでしょう

          それでも間に合わない場合は、他の人にどうやって

          協力を仰ぐのかを一緒に考えるかもしれません



          しかし、そのように有料で対面セッションによって

          詳しくやらずとも、こんなふうに考えてみてもらう

          だけで、解決することも多いのではないでしょうか



          解決志向で考える】シリーズ



          これもまたちょくちょく書かせていただこうと

          思います。



          JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

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            株価暴落
            株価暴落(1日チャート)



            一昨日からの株価の急落がすごいことになってますね

            短期的に運用をしている方は本当に青ざめた方も

            いらっしゃったのではないかと思います。



            メンタル面から考えると、急場の予期せぬ動きに

            どう対応するのか、こういうときにどうやって

            冷静に対処するのかが重要です。



            どちらにしても、人生にはうれしい時も望ましくない

            ときもあります。



            そういうときにどこに視点を向けて考えることが

            できるのかという焦点の合わせ方が、人生という

            波とどう付き合えるのかを左右します。



            株価をそのように考えるものなのかどうかはわかり

            ませんが、自分にとって望ましくない変化が眼前に

            あらわれたとき、自分はどう反応するのでしょうか。



            自分なりの典型的なパターンはあるのでしょうか。



            このときに、問題を継続させてしまう考え方と、

            問題を短く切り抜けやすい考え方との二つが存在

            します。



            問題を継続させやすい考え方は、この問題が起きた

            原因はなんだったんだろうと悩む視点です。

            もちろん原因が正確にわかるなら、すぐそれを対処

            すれば良いことはあります。



            しかし、原因がわからなかたり、原因がわかっている

            のに対処のしようがないとき、それはどれだけ考えて

            も長期化し泥沼化していきがちです。



            そして問題を短く切り抜けやすい考え方とは、



            「人生は予期できるものではない。だからこそ、この

            問題の解決に集中しよう」



            という考え方です。



            解決に集中する場合、以前、似たような問題をどうやって

            切り抜けたのだろうか。



            とか、



            今解決の為にできる最も取り組みやすいものは

            なんだろうか



            などという考え方になってきます。



            この二つのことを、前者が原因思考、後者が解決志向

            と言います。



            原因思考に囚われ過ぎず、解決を考えてみよう。



            そんな風に考えてみてください。



            株価も5年図を見れば、こんな波として見えるものです。



            日経平均5年
            日経平均株価(5年チャート)


            波は落ちていくところを見てしまいがちですが、

            ちゃんと上がって行く時、それもまた理由があって

            上がっているのです。



            今だけの短い周期で考えず、複数の周期をどう

            切り抜けてここまで来たのかを考えると、人生には

            驚くほど様々な対処をしてきたことに気づけるかも

            しれません。



            短期療法家として、読者の皆様が、できる限り短期に

            悩みから解放されますことを心から願います。



            いつもご愛読ありがとうございます。



            JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

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              木陰の道


              今この文章をお読みいただいている貴方は、

              どのような状況にあり、何を思っている方なのでしょう。



              私には知るすべもありませんが、写真のような平和な

              木陰の中の道を穏やかに進んでいてくださったらと

              心から願います。



              今回は自己否定という題材について、書いてみたいと

              思います。


              心理学的には、この自己否定ということが歴史的な

              永年のテーマなのではないかと思います。



              そして自己を否定してしまうことが受容でき、自分に

              とって問題でなくなり、自分が自分のままで居ても

              良いと思えたり、自分という存在は社会にとって

              意味があると思えたりするとき、とても満たされた

              感覚があるようですね。



              この価値観を実存的価値と言うそうです。



              人は実存的価値という幸せを求め、生きている存在

              なのかもしれません。



              そして自己否定してしまうときの対処法には、

              事前準備のようなものがあります。



              それは自分という存在を、自分で見れるように

              することです。



              例えばこんな文章に自分を当てはめてみたら良いと

              思います。



              「◯◯という人(自分のこと)はこういう性質で、

              こういう人生を歩んできて、こういう状況に置かれて

              いるようです。」



              自分なのですが、それについて説明している場合、

              まるで他人のように扱うことになります。



              自分を他人のように見つめてみること。

              その認識をメタ認知と言ったりするようです。



              メタとは一回り外からそれを見つめる概念のこと

              ですね。



              自分で自分が嫌いなところもあるでしょう。



              私もあります。



              私は北海道の自転車で牧場に行けるようなところに

              育った田舎者ですから、何かすごい知識を得たり

              すると、すぐいい気になって語ったりしたくなります。



              ときにはそれが他者を批判しているように

              受け取られることもありますから、そんな自分が

              嫌になることもあります。



              でも、嫌でも別れることができないのが自分。

              自分は一生自分と一緒に居ます。



              自分の特徴を語るときの自分、それが誰なのかは

              わかりませんが、それがメタ認知であり、仏教概念で

              言うところの空にも似たものなのかもしれません。



              自己を否定してしまうとき、貴方はその否定された

              自己そのものとはまた違います。



              メタ認知の方が、もっと貴方自身と言えるでしょう。



              その貴方だからこそ、貴方の人生を変えていける。



              実際、カウンセリングの際に、自己否定してしまう

              クライアントを扱うときには、先ずはこのメタ認知

              を理解するところから、話をすることが多いのです。



              離れることはできない自分という存在。



              どうせ離れられないなら、その自分とどう付き合って

              いくのかを考える。



              その自分と共にどういう人生にしていくのかを考える。



              そんなことが、自己否定してしまうとき、その対処を

              していくに当たっての事前準備となります。



              いつもご愛読ありがとうございます。



              人間関係とコミュニケーションについてをトレーニング

              できるプログラム提供を始めています。

              ご興味のある方は、こちらをご覧ください。




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              JUGEMテーマ:メンタルケア

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                 この記事は、


                こちらのリンク


                に【行き詰っているときのヒント】について

                書き溜めているものです。



                今回はその第6回


                少し前に、問題を解決させないという解決法に

                ついて書いたのですが、それをもう少し詳しく

                書こうと思います。

                前回の記事はこちらです。






                このことは特に人間関係の問題について、

                当てはまるものになります。



                私たちは問題を感じてしまっているとき、自分の

                要望を相手に受け入れてもらいたいと意識する

                ばかり、相手がそのエネルギーに影響を受けている

                ことを忘れがちです



                問題を綱引きのように考えてみましょう






                もし、問題解決が相手に勝つことで達成されるなら

                もちろんOKです



                それはただ討論に勝利すればいいでしょう



                しかし、現実的には、綱引きそのものが問題であるが

                多いものです



                大きく言えば、国家間の戦争や、国内の内紛なども

                同じだと言えますし、家庭内のイザコザも同様です。



                大切なことは関係者皆が平和で満たされた未来を

                手にすることではないかと思います



                綱引きで買ったとしても、そこには相手にとっての

                不満が残り、そのエネルギーはいつか報復となって

                返ってくるかもしれません



                ガンジーという人の無血革命は、きっとこのことを

                理解していたんだと思います



                つまり買ったとしても相手に不満を残せば、綱引き

                による問題は終わっていないのです



                綱引きをやめられること自体が、皆にとって大きな

                前進をつくれる可能性は常にあります



                ではどうしたら綱引きをやめられるのでしょう



                力を必死に込めていると、もちろん相手も必死に力を

                込めてきます

                だからと言って、力をすぐに抜いたらどうなる

                でしょうか



                自分が綱を持っていたなら、あっというまに相手に

                引っ張られ、逆に事故になりかねませんし、綱を

                離したとしたら、相手が一息に綱を引っ張ってしまい

                ますから、相手に事故が起きるかもしれません



                大切なことはバランスです



                やじろべえなら、片方の分銅をとってしまえば、

                壊れてしまい、やじろべえではなくなってしまうでしょう



                綱引きの場合、効果的にやめるためには、少しずつ

                力を緩めなければなりません

                そうすると安全に試合を終了することができます



                もちろん勝敗の行方は引き分けなので、スポーツだと

                したら面白くもなんともないですがね



                ある意味、私たちは、なんでもスポーツのように

                勝敗がハッキリ出るものだと洗脳されてしまって

                いるのかもしれません



                問題の完全解決にこだわるよりも、問題が小さくなる

                ことに目を向けて見るのも、あるときには最高の

                アイデアになり得るでしょう



                解決させるより、バランスをとるために力を緩めてみる



                ときにはそんなように考えてみてください



                いつもご愛読ありがとうございます




                JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

                0
                  この記事は、


                  こちらのリンク


                  に【行き詰っているときのヒント】について

                  書き溜めているものです。



                  今回はその第5回


                  前回に引き続き、この記事

                  で扱った「抽象度(視野の広さ)」について扱うこと

                  の更に別の見方と表現について書いてみようと

                  思います。



                  先日、絵を描く方に話を聞いたのですが、この時の

                  話が抽象度を上げるということに説明ついて、とても

                  わかりやい表現だと感じたのです



                  私がその方に、「抽象度を上げる」ということに

                  ついて、



                  「問題から少し離れて、その問題の全体像が見える

                  ようにしてみること」



                  だと説明しました。



                  するとその方は、それはデッサンなら当然のことだと

                  言われました



                  たしかにデッサンは、ある程度出来上がったら一旦

                  離れて見てみないと、全体のバランスがわからなく

                  なりますよね



                  そしてそれを最初から応用した透視図法という

                  デッサン法について教えてもらうこともできました



                  なるほど全体像を掴みながら描く手法のようで、

                  よくよく考えてみると中学校くらいの美術とかで

                  習った気もします。



                  図で言うとこんな感じでしょうか






                  想像力と計算を働かせて、いくつもの視点から、

                  被写体の全体像を捉えてます



                  私たちのような問題の短期解決を目指すセラピー手法

                  はまさしくこれなのです



                  そして、解決手法を提案することよりも、もっと

                  もっと重要なのが、この全体像を捉えようとする

                  考え方なのです



                  何かの問題を木に例えて言うなら、森の中にある木

                  そのものを見ようとすることよりも、木は森の中に

                  あるのだから、森全体を見つめてみようとするわけです



                  自分の問題を、少し離れた視点で眺め、いろんな角度

                  からデッサンしてみる



                  芸術家という方々は本当に素敵な考え方を持った

                  人たちだなぁと思った次第です



                  いつもご愛読ありがとうございます



                  JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

                  0
                     この記事は、


                    こちらのリンク



                    書き溜めているものです。

                    まだある程度は書いていくと思います。



                    今回はその第4回


                    前回の記事

                    で扱った「抽象度(視野の広さ)」について扱う

                    ことの反対の側面について書いてみようと思います。



                    前回、抽象度を上げて考えてみようとすること、

                    それは少し対象となるものから離れて、全体を

                    眺めてみようとしたり、もっと広い視野で見て

                    みようとすることだと書きました。



                    そして今回は逆に抽象度を下げる(掘り下げて具体的

                    にしてみる)というアイデアについてです。



                    このことにも私は二つの側面があると思っています。

                    具体的にするのは、一つは自分の問題に対する

                    解釈を具体的にしてみるということですね。



                    これは問題について、どう考えているのか、自分で

                    詳細を検討し直してみることになります。



                    これもまた画期的なアイデアになるかもしれません。



                    例えば、自分の性格について問題を感じていたり

                    するとしましょう。

                    自己否定が止まらないなどの話題は、メンタルの問題

                    ではいつになっても増える一方のような問題です。



                    この問題を現実的に当てはめると、どうして自己否定

                    しなければならないのだろうか。

                    という疑問を持つと、この問題について具体的に

                    考えることになります。



                    具体的にするということは、一番簡単な方法として、

                    5W1Hの形にして、確認することですね。



                    Where

                    これはどこで起きた問題なんだろうか。


                    When

                    これはいつからの問題なんだろうか。


                    What

                    自分は実際に何を問題だと思っているんだろうか。


                    How

                    これはどのように起きた問題なんだろうか。


                    Why

                    これは何故起きた問題なんだろうか。


                    Who

                    この問題はそもそも誰の問題なんだろうか。




                    人は問題を抱えてしまっているとき、多くは情動に

                    まみれて、何が問題なのかということそのものを

                    見失いがちです。



                    情動にまみれると、感性を司る右脳優位となり、

                    論理と言語を司る左脳の力を失いがちですので、

                    こうやって具体性を確認することで、問題を冷静

                    かつ詳細に確認できるようにするのです。



                    というわけで、先ほどの自己否定の問題について

                    考えるとこうなります。



                    今回、自分が自己否定しだしたのはいつからだろうか。

                    そしてそれはどの場面のことだったんだろうか。

                    その場面において何を問題だと思っているのか、

                    また自分や他人のどんな行動を否定につなげて

                    しまっているのだろうか。

                    そして、特にどのように否定しているんだろうか。

                    そして、どうして自分を否定しないといけないの

                    だろうか。

                    そもそも否定しているのは自分なんだろうか。

                    誰かが否定してきたことを、そのままそうだと思い

                    込んでしまっているのだろうか。



                    というように考えてみることになります。



                    是非、ご自身が抱える何かがあるなら、やってみて

                    いただきたいと思います。



                    今回は、問題を具体的にするからこそ、見えてくる

                    視点もあるということについて書きました。


                    具体的


                    みつをさんってホント素晴らしいこと書きますよね


                    また次回は、再び抽象度を上げるアイデアについて

                    別の視点から書こうと思います。



                    JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

                    0
                       ヤクルトAce


                      私はヤクルトが好きなんです

                      そんなこと別に関係ないと思われるような気がしますが^^;



                      でもその理由を考えると、私は何かマニアックな話が

                      好きなんだというところに行き当たります。



                      私が主任講師を務めているセラピスト・トレーニング・

                      スクールの生徒だった人が、たくさんのヤクルトを

                      持って授業を受けに来たんですね



                      その方はヤクルト販社の職員さんだったのですが、

                      本人がとにかく大ファンなんです。



                      そして成分と価値について、こんこんと説いて

                      くれるんです。



                      なんかその専門的にキラキラと語ることに、もう私は

                      嬉しくなってしまって、自分でそれがどのような

                      ものなのかを直接調べるようになったのが、よく飲む

                      ようになったきっかけでした。



                      以前、土曜日の夕方に、各分野の専門家に話を

                      聞いていく「アバンティ」というラジオ番組が

                      好きだったことがありました。



                      考えてみると、私と仲の良い人は、いつも何か

                      専門的な知識があったような気がします。



                      結果として私もブリーフセラピー等に専門的に

                      なってきたわけなので、こういう趣向があるから

                      好きなのか、そういう人たちに影響されたのか、

                      私自身としてはわかりません。



                      そしてどちらにしても、某かのパイオニアとして

                      世界の為になりたいんだなぁと思う今日この頃です。



                      「好きこそものの上手なれ」

                      とは素晴らしい言葉ですよね。



                      今日はとにかくブツブツとつぶやいたような内容

                      でした。



                      私の人物紹介みたいなものですね。



                      今後もご愛読いただけると嬉しいです。

                      いつもありがとうございます。




                      JUGEMテーマ:感銘を受けたこと

                      0
                         

                        いつもご愛読ありがとうございます



                        これで「行き詰ったときのヒント」シリーズも3回目
                        ですね



                        今回は抽象度という表現について説明します



                        このことは、絶対絶命のときにも有効ですし、

                        細かく言えば、


                        ・ダイエットしたいのにできない

                        ・やめたいことがやめられない

                        ・営業成績を上げたいが、どうもうまくいかない

                        ・家庭問題を長く抱えている

                        ・学校合格のための勉強効率を良くしたい


                        などなど…


                        とても多くの問題に対応可能なアイデアです。



                        抱えてる問題の多くは、抽象度を上げるか下げるか

                        することで解決することが多いんです



                        抽象度とは、抽象的という表現があるように、

                        曖昧さのレベルのことです



                        別の表現をすると、抽象的とは具体的の反対です



                        この話題は何に含まれるのかを見るというような

                        考え方でもあります

                        パソコンで言えばフォルダの管理みたいなものです



                        これはあまり日本には無かった考え方で、英語で言う

                        abstraction levelという表現になり、私の理解では

                        脳機能科学者の苫米地英人氏が有名にさせたのでは

                        ないかと思ってます



                        ミクロとマクロという表現も似たものでしょう



                        そしてそれが何故問題解決に結びつくのかという

                        話になりますよね



                        今回は「抽象度を上げる」という解決アイデアに

                        ついて書きたいと思います。



                        抽象度を上げるというのは、より大きな視点で見る

                        見方のことです。その物事を一回り離れて見るという

                        表現にもなります。



                        離れて見るということは、例えば自分一人の問題だと

                        思っているとき、自分だけの問題だという見方を

                        一旦横に置いて、自分も含む問題に関係する人達全員

                        という視点で考えてみるということだったりします



                        例をあげると、



                        大阪では有名やお好み焼き屋チェーンに「千房」

                        というお店があり、中井社長という名物社長が

                        いらっしゃいますが、その方が以前にこんなことを

                        言っていました。


                        それは道頓堀にある自分の店にお客さんを増やす

                        ためには、大阪という土地全体にお客さんが増える

                        ことが大事だから、全国から大阪への観光誘致作戦の

                        リーダーを引き受けたという話でした。


                        実際、この作戦は功を奏して、たくさんのお客さんが

                        大阪に来ることとなり、難波から道頓堀界隈の人並み

                        は劇的に増えることとなり、お店の売上は随分と

                        伸びたそうです。



                        これは大分抽象度を上げた考え方だと思います

                        お好み焼き屋の問題を地域の問題という視点に

                        切り替えたということですね



                        他にも例を上げれば、ダイエットができないと

                        悩んでいるとき、個人の食生活を問題視するより、

                        家族全員の食生活を見直す方が良いかもしれません。

                        さらにそれよりも食生活を含む自分の生活スタイル

                        全体を考えた方が早いかもしれません。



                        個人の夢の実現に悩むときなら、それを短い期間で

                        見てしまうから悩んでいるということにもなるかも

                        しれません。

                        長い時間で見てみることで、その中の一部である

                        今という時期がどのような意味を持っているのかと

                        考えれば、違うアイデアが出たり、そのままで良いと

                        思えたりすることもあるでしょう。






                        抽象度を上げるということをまとめますと、それは


                        「より大きな視点で、問題を扱ってみる」


                        ということになります。



                        小さな枠で問題を見続けると、解決策もとても

                        発想が貧困になり、限られたアイデアになりやすい

                        ものなのです。



                        読者様も、問題を感じる何かがありましたら、

                        是非とも一回りも二回りも大きな視点で眺めてみる

                        というアイデアを是非ためしてみてください。



                        そして次回は抽象度を下げるという反対側の

                        アイデアについて書きたいと思います。



                        お楽しみに★



                        JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

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