自己を磨き人を導く心理学

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セラピーを受けたい人は…
(心理カウンセリング)

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    • 2020.10.17 Saturday
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      [カウンセリング] ブログ村キーワード

       


      気持ちには実際に思っていること(ここでは真実と表現します)と、

      思っていないことというのがあります。



      しかし、そこに真実はなかったとしても、起きていることが健全で

      あれば良いという考えもあるのです。



      以前に私が実際に体験したことで、こんな話がありました。



      それは私がまだ高校生の時です。

      私は地元の学校では真面目な、特に目立つこともない学生でした。



      そしてある日、ボランティアをしてみないかと両親の知人から声を

      かけられ、知的障がい者福祉施設で車椅子磨きを月に一度するように

      なりました。

       


      私にとっては時間があったから引き受けただけだったのですが、

      それが殊の外、いろんな大人から褒められることになりました。

      「若いのに素晴らしい」と。



      私はそれが嬉しかったので、それを続けていました。



      そして後にもっと人が必要だということになり、他の学生連中にも

      声をかけ、私がそのようなボランティアをしていることが噂になり

      ました。



      その噂のせいで、何でそんな良いことを始めたのかと皆に聞かれる

      ようになりました。

      私にとっては特に理由はなかったのですが、皆にそう言われるうちに

      気分が良くなって、なんか社会的に良いことがしたいと思って、

      探している内に見つかったなどという嘘を言うようになりました。



      もちろん嘘なんですが、これを繰り返していると、何だか本当に

      思っているような気がしてきたのを覚えています。



      今でもあのときの施設利用者さん達とのコミュニケーションは

      力になったと思っていますし、結果としてこういう対人援助の

      仕事を選ぶようになったきっかけでもあったと思います。



      また、知人で別にこんな話もありました。



      小学生の時に、図工の授業で絵を書くのがあまり面白くなかった

      ので、下書きもない画用紙に、近くにいた友達に頼んで絵の具を

      めちゃくちゃに塗ってもらったそうです。

       


      それが結果としていろんなキャラクターを描くことになったようで、

      先生を通じて絵画コンクールに出展されることとなり、賞を受賞

      したのです。



      彼は表彰式での拍手がとても嬉しくて、それからよく絵を描くように

      なりました。



      彼は結局イラストレーターとして生きていくことになったのです。



      この二つの例には、そもそも本人に真実はなく、出来事の縁が

      勝手に導いたようなものですが、結果として誰かに称賛されることが

      引き金になっていたようです。



      何が人を導くのか、こんな話もあるのだということを対人関係の

      ヒントにしていただけたらと思います。



      問題の詳細よりも、解決することを大事にするこういう考え方の

      ことを解決志向(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)

      言います。



      今回の話は、その中のちょっとした一例ですね。



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      JUGEMテーマ:メンタルケア

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        [うつ病] ブログ村キーワード

         
        真実の口


        ある研究によれば、人は5分に一度嘘をついているという

        分析があります。

        それはあからさまな悪意のある嘘ではなく、自分の思いを

        そのまま表現することへの抵抗のようなものなのでは

        ないでしょうか。



        最近、ご自身のうつ的症状に悩まれ、来談されたクライアントに

        聞いた言葉がとても印象的でした。



        私は最初にこう尋ねました。



        「今日から始まるセラピーですが、初回となる今回、先ずは

        どのように終わったら、帰りに良かったと思えますか?」



        すると彼はこう答えました。



        「どうして今こうなっているのか、事の経緯をじっくりと

        理解してもらいたい。そして今どうなっているのかもよく

        わかってもらいたい。」



        私はそのお気持ちに従い、



        「それではこの時間は、話の順番やわかりやすさなんてことは

        無視してもらって良いので、とにかくよく話してください。

        私はどんな心の処方が必要なのか見定める為にも、じっくりと

        腰を据えて聞かせていただきます。」



        とお伝えしました。

        クライアントからはご家族との軋轢、人生のうまくいかなさ、

        納得のいかなかった出来事などなど…とても多くの思いが、

        約70分に渡って語られました。



        私は今とにかく聞くことが仕事ですから、口ははさみません。

        ただ頷き、「それは大変でしたね」と言うばかり。



        そして話の最後にこう言わせていただきました。



        「貴方はそこまでの気持ちを抑えて、自制し、よく

        ここまで来られましたね。問題を誰かのせいだけにする

        わけでもなく、ちゃんと自分が原因だと思って、自分を

        変化させようと思ってる。素晴らしいと思います。

        そして症状は貴方のせいでなったわけではありません。

        思っていることは思っていること。ここではただあるが

        まま言ってくれることが、先ずは大切なんだと思います。」



        そして来られた時とは少し表情の変わった彼は、こう言われて

        いました。



        「ここでは嘘をつかなくても良いんですね…」



        よっぽど自分の気持ちを素直に出さずにここまで来られたん

        だろうと、胸が痛む思いがしました。



        セラピストは医師とは違い、治療をするわけではありません。

        病人として扱うわけでもありません。

        ただあるがままの心と思いを受け入れ、共に何かを目指し

        取り組んでいこうとする存在なのでしょう。



        これからもこんな有難い言葉をいただけるセラピストで

        在りたいと、心から思ったひとときでした。



        心だけではなく、現実的対策だけでもなく…メタセラピーは

        確立に向けて歩みを始めたばかりです。



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        JUGEMテーマ:メタセラピー

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          [夫婦喧嘩] ブログ村キーワード

           


          家族であっても職場であっても、友人でも親戚でも、人間関係という

          ものは、長くなればなるほど、その関係特有の問題がある程度は

          あるものです。



          それがあまり大きな問題でないなら、もちろんそのままにして

          おいたら良いのですが、そうもいかない場合もあるものです。



          あの人の、ああいうところはどうしても気に食わない…



          なんて話もあるかもしれませんね。



          今回はそういった場合の解消法をちょっと伝授させていただきます。



          一つ例を出しますので、こういう経験があるという人には余計に

          わかりやすいかもしれません。



          最近こんな話を聞きました。



          最近夫婦で喧嘩して、嫁があまりに怒っているので困っているご主人と

          ご主人の態度が気に食わないという、奥様のお話です。



          前提として、奥様は何かと自分で決めたい人なので、いつもご主人の

          意見よりは自分の意見を通しますし、ご主人も言い争うよりは黙って

          いた方が良いということで、普段からなんとなく奥様優位な決定に

          なりがちな夫婦でした。



          よく聞いてみると、起きたことは大した話ではありません。

          二人でホームセンターに行って、様々な買い物をしていたとき、

          買おうとしていたものを買っていないことにご主人が気づいた

          そうです。

          しかし、いつもそういう指摘をすると、わかってるんだから一々

          言わないでと奥様は怒ることが多いので、言わないままその日は帰った

          らしいのですが、奥様にするとそれは今回絶対に買っておきたかった

          もののようで、何で言ってくれなかったのかと激怒しているのです。

          その日だけとても安かったとか、次の来客の為に必要だとか、それなり

          の理由があったのでしょう。奥様の気持ちもわかります。

          そしてそれが火種になり、奥様は「普段からいつも私に頼って自分の

          意見を言わないのよ!ホント頼りないダメな男!」と怒り、ご主人も

          「意見があっても言わせようとしない普段のお前が悪いんだろう!」

          と怒ってしまっています。



          日常的なことだからこそ、この関係がずっと続くことに不安を覚えた

          二人は、この先一緒にやっていけるのだろうかと、離婚を考え始めます。



          傍から見ていると、とても無意味な争いにも見えるのですが、当人達に

          とってはそうもいきません。



          この問題の原因は何だったのでしょうか。

          ご主人が弱気な為なのでしょうか。それとも奥様が強過ぎることなの

          でしょうか(笑



          どちらにも言い分はあるでしょう。

          どちらが悪いのかを考えようとしてしまうのが、よくある話ですが、

          もちろんそうではありません。



          そしてこれは今回だけの問題なのでしょうか。

          二人の関係を考えると、どうも今までにも繰り返してきているように

          思います。



          この問題はどうやって解決したら良いのでしょうか。

          よくある解決法は、話し合いによって解決しようとするでしょう。



          ではそれはどのように行われるのでしょうか。



          予想するとこんな感じになります。



          夫「そんなに怒り続けなくても良いだろう…」

          妻「いつも私が言うからって、いつでもそうってわけじゃないじゃない。ちょっと酷いわ。」

          夫「じゃあどうしたら良かったんだよ」

          妻「これ忘れてない?って軽く言ってくれるだけでいいでしょ!」

          夫「いつもはそれ怒るから言わないんだろう。じゃあ普段から怒るのやめろよ!」

          妻「大体いつも私に頼るから悪いんでしょ?だから私が強くならないといけないのよ。私の身にもなってよ!」

          夫「わかったよ。じゃあ次は言えばいいのか?」

          妻「そうよ。貴方が言ってくれれば良いのよ。」

          夫「じゃあ次からは言うようにするさ…」



          この会話は果たして解決したのでしょうか。

          私にはそうは思えません。

          これはいつも通りに話が終結しただけであって、実際にはまた同じ

          ことが起こるような気がします。

          私が多用させていただいているセラピー手法の一つ、ブリーフセラピー

          では、この解決のように見えて、実は解決していないことを偽解決

          呼んでいます。



          いつも起こることは、問題とそれを解決しようとして起こる偽解決の

          繰り返しなだけであり、また同じことが繰り返すのです。



          それではこれを真に解決に導く方法は何なのでしょうか。

          私にはその必殺技のような手法が一つあります。



          そして実はこの話、話の内容に縛られてしまうと、問題の根本が見えて

          いないことになってしまうのです。



          この問題の実態をもっと正確に理解するには、今私がメルマガで書いて

          いる「生命のシステム」シリーズがお役に立てると思います。



          次回のメルマガで、こういった問題の解決方法をお伝えします。

          どうぞお楽しみに。



          次回のメルマガは明日配信予定です。

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          JUGEMテーマ:人間関係


           

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            [セラピー] ブログ村キーワード




            ここ最近は何が人の為になれるのか、本人が望む何かを手に入れさせるのか、またはその為の一歩を進める援助となるのか、私の過去ログ、他のセラピスト達の記録、セラピーという文脈ではない支援の多数を調べていました。

            その目的は、セラピーにおける実際面を、私がリードしている「メタセラピスト養成コース」で話し合う題材にするためです。

            そして実際面の記録を辿れば辿るほど、わかってくる不思議なことがあります。

            それはこちらの意図したセラピー手法と、実際に起きている結果とは直接の関係はないということです。

            セラピーとして意図していることで起きていることももちろんあります。そうでなければ、今まで何を学び、実践してきたのか意味がないことになってしまいます。

            リアリティの追求は、私の人生のテーマです。

            それは何をしているのかではなく、何が起きているのか。

            そして起きていることは何に起因するのか。

            やはり、知れば知るほど、実際は理屈とは随分違うことに気付かされます。

             


            笑いが何かを変えることもあれば、

             


            お金が何かを救うこともあります。

             


            ただ自然に癒やされれば良いこともあれば、

             


            ありえないことに驚くことが救いへと繋がることもあるでしょう(笑)

            そこには何か法則性はないのか。

            一見するとランダム過ぎてわけがわからない、実際の支援になっているものを、統合的に表現し、再現性のあるものにはできないのか。

            実はこの理屈にふさわしいと思われる理論につい最近出会いました。

            それは生物の進化と学習に関するグレゴリー・ベイトソンの講義録からでした。

            セラピーの手法重視ではなく、何がセラピーになるのかを大事にするセラピー。それがメタセラピー。

            まだこの歴史は始まったばかりです。



            私のメルマガではいつも私の研究の最先端をお届けしています。ご登録ください。


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            JUGEMテーマ:メタセラピー

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              [セラピスト交流会] ブログ村キーワード

               
              セラピスト交流会 大坂


              もう随分と時間が経ってしまいましたが、とても記念すべきこと

              だったので、あえてブログに書かせていただきます。



              本年2月4日の立春に、Ascension(アセンション)という

              セラピスト達の交流グループにて、「セラピスト交流会」を

              開催させていただきました。



              20名という小さな規模の交流会ですが、この中でも様々な

              手法を扱うセラピストが集まり、それぞれの考え方を尊重し

              合いつつも、主張もし合うと面白い話になっていました。



              会場は大阪天満宮からほど近くの「ガラム・ダイニングス

              というカレーとイタリアンの創作料理シェフが経営するお店

              でした。

              料理の質も量もサービスもバッチリでしたので、また利用

              させていただけましたらと思っています。

               
              セラピスト交流会 大坂


              当日は疇地心理研究所の疇地先生(写真左手)に多大なご協力

              をいただきました。

              疇地先生とは、今後より一層共にお仕事をさせていただけ

              ましたらと願っています。



              そしてセラピストの交流会がどういうものになるのか、私には

              予想もできなかったのですが、実際印象的だったのは、

              セラピストという人達のコミュニケーションでした。



              まあ私はコミュニケーションという視点でばかり見るから

              そう見えるのかもしれませんが…^^;



              これは私が数々のビジネス交流会に出てきたからそう思うの

              かもしれませんが、お互いが仕事の話ではなく、どういう

              人物なのかを聞こうとしているように見えました。



              お互いが何を宣伝したい感じがないわけですね。



              何の為にという目的を特に持たずして、それぞれが知り合いに

              なっていくという自然な交流の場になっていたことに私なりの

              満足がありました。



              それぞれ何のセラピーということではなく、セラピストである

              という人としての在り方
              が結びつける交流会なのでしょう。



              また近々で次回を設定させていただきたいと思っていますので、

              何らかのセラピーに関わっている方々、何卒よろしくお願い

              いたします。



              Ascensionは現在こちらのFacebookページで情報をご確認

              いただけます。

              お気軽に「いいね!」していただき、日々の情報をご確認

              ください。


              私個人としましては、今後もより一層セラピーとは何なのかを

              探求するメタセラピストとして、メタセラピーの確立へ精進

              させていただこうと思っています。



              大照のメルマガは悩み解決の為の様々なヒントを伝授させて

              いただいております。

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              JUGEMテーマ:メタセラピー

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