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      [ブリーフセラピー] ブログ村キーワード

       
      勘違い


      先週の日本ブリーフセラピー協会の学術大会で、米国のMRIブリーフセラピーセンター所長カリーン・シュランガー先生によるトレーニングで、彼女による実際のカウンセリングシーンを見せていただけました。

      守秘義務に関わるので、詳しい内容は書けませんが、その中で使っていたカリーンの言葉が、共に過ごす人と深い絆を築く為に、とても有効だと思えました。

      そして私も返って家族それぞれに、同じ言葉を投げかけ、反応を確認してみました。

      やはり私の家にも良い効果が表れました。

      その言葉とは…

      「貴方にとって、私が何をしているとき『貴方が大切にされている』と感じますか?」

      という問いです。

      我が家も、夫婦・親子それぞれにとって、より満足な関係を築いていける予感が感じられました。

      我が家に起きたことを簡単に言えば、先ずお互いの認識違いが修正されました。

      コミュニケーションの専門家として言えば、我が家に限ってそんな認識違いはあまりないと高をくくるっていたのですが…(^_^;)

      やはりそういう質問を実際に投げかけてみると、思っていたこととは多少違うことが返ってきました。

      私にとって妻が言ったことも、妻にとって私が言ったことも、両親にとって娘が言ったことも…

      もちろんお互い、そうすることが相手を喜ばせるとは思っていたのですが、相手にとってそれほど重要なものだったとは認識していませんでした。

      何にしても実際の気持ちを聞けると、今後相手の為にしてあげることも無駄が減って精度が上がってきますよね。

      この記事を読んでくださっている貴方も、大切な人が「実際にはどう思っているのか」聞いてみませんか?

      是非とも夫婦や何かのパートナー、家族など、お互いが質問しあってみてください。

      貴方にとって意外な答えが返ってくるかもしれません。

       
      家族療法


      いつもご愛読ありがとうございます。

       
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      12月7日(日)より開講するプロセラピスト養成プログラム第3期
      (正式名称:メタセラピスト養成プログラム)
      半年間で広く心理問題に対応可能なセラピストになれる学びです。

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      日 時:2014年11月28日(金)19〜21時
      会 場:阿倍野市民学習センター 和室
      参加費:3,000円
      対 象:上記テーマに興味のある方はどなたでも
      締切り:最大人数(10名)となり次第締切らせていただきます
      ※現在6名のお申込をいただいております
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      JUGEMテーマ:ブリーフセラピー

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        前回まで、人間関係とタオについて、シリーズで2回お届けしてまいりました。

        初回は「個人の心理としてのタオ」、2回目は「対人関係におけるタオ」という具合です。

        未読の方はこちらからどうぞ↓

        人間関係とタオ1

        人間関係とタオ2


        そして今回は、2回目の続きとして、対人関係におけるタオの考え方をいかに具体的に日常生活へ落としこむのかというところになります。

        前回の復習から入りますと、今自分が存在しているのは、他者が居るからであるということ。

        そして自分にとって欲しい関係の人も、そうでない関係の人も、自分が相手をそうさせ続けているということ。

        更には、それがどのような人であろうと、自分にとって資源として見ることができるということでした。


        ではそれを実現するための前提として、先ずは「誰かに起こっていることは、自分が必ずそこに関係している」というように捉えてみることです。

        別の言い方をすれば、「今ここにある現象は、自分もその一部を担っている」という考え方とも言えます。

        例を上げれば、映画を見ているのは自分であり、今映しだされている映画、観客としての自分(自分たち)が居るから、それをつくろうとする人たちが居る。

        自分も関係している社会があるから、今見ている映画がここにある。

        スーパーに安全なものが売っていないと言う人が居ますが、自分を含む消費者が、安さを求めるからこそ、安全性よりも安く提供するこだわりによって食品添加物や、表示偽装問題などが生まれる。

        もっと身近なところで言えば、嫌いな人がいるとします。

        その嫌いな人の性質は自分が支えているものだと仮定してみることになります。

        そう考えると、「そんなことはない。その人はそもそもそういう人であって、自分がその性格に関係しているわけではない」と思うかもしれません。

        しかし、タオの世界には過去という概念はあまりないようです。

        今起きている相互作用(サイクル)が今ここに現象を見せているのであり、あくまで自分もその一部なのだということのようです。

        だとすると、相手が自分にとってどのような資源なのか、肯定的に見てみる必要があります。

        もちろん、嫌な相手に対して、自分にとって価値がある人だとは言いたいものではありません。

        自分にとって嫌なのですから、そこは変える必要がないと私も思います。

        そして、もう一つ加えて考えてみるのは、その嫌いな相手が自身が持っている「意図」です。

        しかも単に意図ではなく、「肯定的で高次の意図」です。

        街で騒がしげにしている若者に対して、私も腹が立つことがあります。

        そういうとき、私の場合は先ず、「目立ちたいのかな」とか、こういうことを通して「退屈な日常に爽快感が生まれるのかな」などと本人達の気持ちになって考えてみます。

        もちろん話をするわけではないですから、本当のところはわかりません。

        しかし、そのように予測してみるのです。

        以前は高速道路で後ろの車に煽られると、お腹を下しやすい私は、「きっとこの人はすごくトイレに行きたいんだな(笑)」と思い込むようにしたりしてました。

        そして本人に悪意がないのであれば、「それが自分にとってどう活かされるのか探してみよう」と思うわけです。

        先に書いた路上の騒がしい人たちに対してであれば、「こうやって社会問題を僕に教えてもらえるわけだな」とか「若者がこんなストレス発散法しかないくらい社会が荒んでしまっていることを象徴してるんだな」とか思って、自分が役立てることを考えるようにしてみます。

        そしてこれはもっと近い人になると、さらに難しいかもしれません。

        嫌なことを直接されたら、本当に気持ちが沈みます。怒りさえ湧いてきたりするでしょう。

        しかし、それもまた同じなのです。

        相手にとっては「価値のある意図」があり、行動されていると仮定してみます。

        その上で、自分にとってそれを生かせるとしたら、どのように考えられるだろうかとしてみるのです。

        簡単なことではないですが、結局、巡り巡って自分も社会に存在しているわけですから、自分だけが正しいとは言えるものではないですからね。

        今日はここまでとさせていただきます。

        そして次回はタオの更に奥地へと進みます。

        それは「この世界に理由など無い」というところです。

        タオについて理解を深めて参りますと、一つの疑問点というか、謎が見えてきます。

        それは「この世界には原因と結果がある」という考えに批判せざるを得なくなるという点です。

        どういうことかと言えば、現象一つ一つに理由や原因があるのではなく、相互作用として連続的な反応の連続があるだけだという論理です。

        これは私が尊敬する文化人類学グレゴリー・ベイトソンの著「精神と自然」の中に進化と学習の仕組みについて書かれているところから、湧き出てきた疑問でもあります。

        この点、また次回に詳しく書いてみたいと思います。

        いつもご愛読ありがとうございます。



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          [タオ] ブログ村キーワード

          今回は「人間関係とタオ」シリーズの2回目です。


          1回目は自己心理の二面性という側面から、書かせていただきました。


          まだ未読の方は、記事はこちらをご覧ください。
          http://beautyscience.jugem.jp/?eid=545


          そして今回は、個人としての心の見方ではなく、対人心理における心の二面性を書いてみたいと思います。


          2回目となるこの回を書かせていただくにあたって、また少しタオについて解説させていただきますと、日本では陰陽師がこのイメージを採用していたり、中国では道教という中国文化に馴染んでいる古き宗教のロゴにもなっているようです。

           
          タオ 太極図


          また韓国の方は儒教としての祖にもあたることからこの図を重視されてもいるようですね。


          そしてその内容を改めて語りますと、次のようなことが上げられます。

          ・世界は一つのように見えるものでも、必ず二面性を持っている。

          ・逆に見える性質(対極や両極)は、戦い合ったり相克し合ってているように見えて、実は補完し合っている。

          ・補完し合っていることを認めると次の次元に入ることができる。

          ・補完し合っていることを認めるまで、戦いは続いてしまう。

          ・陰極まって陽に変じ、陽極まって陰に変ず。
          (苦手と感じたり、無駄に思えたり、一件ネガティブに見えることでもそれを極めれば、起きることは反転する)

          ・他のものと補完し合っている感覚は、あらゆるものは一つに繋がっている感覚に通ずる

          などなどでしょうか。

          まだまだ解釈はどこまでもありますから、簡単に伝えきれるものでもありません。


          そして私の言っていることは、私なりの解釈でもありますから、安易に信じるということはせず、一つの学びとして面白がっていただければ幸甚です。


          では本題に入ります。


          こういったタオ(太極図)を対人心理に応用するとどうなるのか。


          先ず、自分と縁のある関係者について考えてみます。

          親や兄弟、仕事や恋愛のパートナー、親友や切っても切れない縁の人など、繋がりの性質は様々ですが、そのどれもがそれぞれに濃い関係だと言えますね。

          こういった繋がりは、その濃い関係故、何か不都合があっても簡単には切ることができません。

          そういった繋がりが私達の日常を支えているからです。

          安易に切ろうとすると、家族と離縁することになったり、会社をやめるしかなかったり、人生に大きな変革を生むことになりかねません。

          もちろんそうしたいこともあるとは思いますが、できたら変化はもっと自然で安定的なものでありたいとも思います。


          今回注目したいのは、この「繋がり」が自分という日常を支えているという点です。


          人の考えや心の持ちようなどは、周囲に居る人の影響が大きいものです。

          誰かが正しいと認めてくれないものは、表現しにくいですし、会社などは社風というものがあり、社風に反するとそこには居づらくなったりもします。

          そう考えると、周囲の人と自分とは、いつも相互に影響し合っているようです。

          もちろん「周囲の言っていることと自分とは意見が違う」と思うのも当然ですが、やはり影響を受け続けているという点では、否定しきれないでしょう。

          私も家族や仕事仲間の影響を受け続けながら、今日を生きています。

           


          さて、この話とタオがどう繋がるのでしょうか。


          それは関係がうまくいっているかどうかとは別に、いつも意見が食い違ったり、話すことに差がある人についての話です。

          これは私の経験ですが、私はつい最近(ここ数年)まで、意見の違う相手を打ち負かし、自分の意見を受け入れさせようとしたら、逆に自分が思っていることを押し殺し、従うことで居場所を確保したりしていたように思います。

          しかし、このタオについて理解を深めていきますと、どうやらそのどちらでもなく、両方が生きる道があるようなのです。

          そして何故か、両者が対応に認め合える関係になれたとき、自分の考え方も一段広くなり、今までよりも動じない自分が居ることを発見できたりします。

          タオは補完し合っていることを認めると次の次元にいけるものですから、今までとは生きている景色が変わって見えてきます。

          そして今まで認められなかった真逆の考え方さえ認められるようになりますから、自然と気持ちも楽になります。

          これを行動レベルに落としこむとどうなるのでしょうか。

          先ず、避けている対象や、苦手な存在に対し、「貴方が必要だ。認め合おう。」というやりとりを開始することになるでしょう。

          しかしそれは簡単ではないですよね。

          何らかの理由があって苦手なのですから、それを積極的に受け入れようとするのは無理があるものです。

          ですので、そこにはちょっと工夫が要ります。

          それは、「苦手に見えることでも、自分にとって利益があるのだとしたら、どういう観方になるのだろうか」と探してみることです。

          大嫌いな人でも、その人が嫌いだから自分が得ている利益は何なのか考えてみることになります。

          嫌いでないにしても、意見が食い違ってしまう場合、その食い違いがあるからこそ満たされるものはなんなのだろうかと考えてみる。

          どちらにしてもその人との関係や、意見の違いなどについての意味を、別の角度から見てみようとすることです。

          これを心理学的にはリフレーミングと言います。

          フレームとは「心理的な枠組み」を指すもので、リとは「修正」を意味する英語ですね。

          ですから、リ・フレームを「心理的な枠組みを変えて見てみる」ということで、名詞化してリフレーミングというわけです。

          自分にとって苦手な人や、されると困ること、実のところ欲しくない意見など、人生にとって求めていないことは、いつも私達を脅かしております。

          でもこの避けて通りたいものを、資源として扱えるようになったとき、自分はより広い知見を持ち、より豊かな人生が始まることになるのです。

          ではそれをどうやって更に具体的にしていくのかは、また機会をつくって書いてみようと思います。

          今日はここまでですね。


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            [ブリーフセラピー] ブログ村キーワード

            この週末(2014年11月15-16日)は日本ブリーフセラピー協会・第6回学術会議に参加してまいりました。

             
            カリーン・シュランガー ライブセッション


            アメリカのMRIブリーフセラピーセンター所長であるカリーン・シュランガー女史を招聘してのブリーフセラピートレーニングは、様々な視点を得る価値ある研鑽となりました。

             
            カリーンのライブセッションを学ぶ


            何故か横浜支部の椎野先生に熱い視線をいただきながら、カリーンのライブセッションを学ばせてもらってます。


            カリーン・シュランガー女史との対話


            カリーンとの対話です。
            今回の記念講演で何が自分の知見を広げてくれたのか、直接報告させてもらってます。


            カリーンは私が邦訳版の関連書籍を今まで学ばせていただいてきた方で、本当に光栄で貴重な機会でした。


            また私の受講生達には動画もお見せしますね。

             
            カリーンの本にもらったサイン


            カリーンに「これからも良い質問をし続けてください。好奇心を持って!」とのメッセージと共にサインをいただきました。

             
            上野大照 ブリーフセラピスト認定授与式


            遅ればせながらブリーフセラピスト(短期療法家)としての資格認定証を授与いただきました。

             
            ブリーフセラピスト認定証 上野大照


            日本では48人目の授与ということのようです。
            学会認定の大変素晴らしい資格なので、是非とも認知度を上げていきたいと思っています。

             
            ブリーフセラピー日本での第一人者長谷川啓三先生と


            こちらは日本にアメリカからブリーフセラピーを持ち込んだ第一人者の一人である長谷川啓三先生。
            大変光栄な写真です。

             
            上野大照 学術大会での研究発表


            私もショートケースですが、精神疾患における自殺願望症状が寛解に至る具体例として研究発表をさせていただくことができました。

            お聞きいただいた先生方、拙い発表でしたがありがとうございました。

             
            日本ブリーフセラピー協会大阪支部 2014年 第6回学術会議


            学会参加者と共に。

             
            締めのトンカツ弁当


            最後は好きなトンカツ弁当を東京駅でいただいて〆ですね。

            また新たな決意を胸に新幹線で大阪へ帰ります。


            日本ブリーフセラピー協会大阪支部も活動開始の準備を始めております。

            来年には著名なブリーフセラピストを招待しての記念講演を実現できることにもなっておりますので、情報を求められる方は、是非とも大阪支部へご一報ください。


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              [カウンセラー養成] ブログ村キーワード

              前回の「人間関係とタオ」シリーズからちょっと寄り道しまして、私のセラピスト育成にかける思いについて、少し書かせていただきます。

              実は私、国家資格に次いだ資格「臨床心理士」ではありません。
              また、大学も2年で中退です。
              「産業カウンセラー」でもありません。

              こんな中途半端な経歴で心理カウンセラーを職業として生きていることは、珍しいことです。
              活動の舞台が病院や公的機関ではない自主経営事業の為、そういった資格が要らないというのもありますが、だからといって、やはり資格がないというのは、お客様を安心させられませんから、それはやはり事業の難しさを意味します。

              以前に、私自身の学びを深め、実力をつけるために、心理問題の事例検討をしたいと、インターネットから見つけた事例検討会などに申し込んだことがあります。

              しかし、その団体からは、「臨床心理士または産業カウンセラーなどの資格保持者でなければ入会できません」との回答をいただき悔しい思いをしたことを覚えています。

              既に民間でカウンセラーとして活動していた私にとって、貯金もなく、仕事優先でいなければいけない状態で、改めて大学に通い直し、大学院修士までを終えなければ手に入らない臨床心理士を目指すことは、とてもロスが大きく、簡単に目指せるものではありません。

              また、21世紀は心の時代と言われていますが、徐々に「心について学び、仕事にしたい」という人も増えているのが実際でしょう。その中でも、勤めていた会社を辞め、セラピストとして生きていきたいという人も、以前に較べて随分増えています。

              大学から学び始められる人は、やはり臨床心理士を目指して大学院まで行くのが良いでしょう。

               
              上野大照 カウンセリング


              しかし、私のような民間のセラピストが、この社会にもう少し増えても良いのではないでしょうか。

              その理由は、実社会をビジネスマンとして生きてきた経験を持つ人や、主婦や母親として生きてきた人だからこそ、そういった立場の人たちの気持ちがわかりますし、本当の意味でニーズに合った会話ができたりもするのだと思うからです。

              私は個人事業としてデビューし、始めは全然うまくいかず、本当に貧乏な思いをしました。
              カウンセラーとして食べていけませんから、当時はテレアポのアルバイトもしましたし、小売の物販も代理店として何種類もしました。運転手だってしました。

              家賃や電気代すら払えなくなって、冬に冷たいシャワーで身体を洗い、1ヶ月1日一食の冷凍うどんで凌いだこともあります。
              (しかし実際のカウンセリングでは、人生がうまく行っているように見せてました)

              あの頃生きていく為に必死だった経験は、経済的に追い詰められた人間がどれほど辛いのか、今、本当によくわかります。
              だからこそ、経済問題に苦しみ相談に来られた方々の気持ちは本当によくわかります。

              「よくぞ諦めずに生きていらっしゃいますね」

              と心から労いと承認の言葉をかけることができます。

              専門性を高めるという意味では、やはり大学院に行き、研究に同輩と切磋琢磨し、最終的には博士論文を提出して博士を取得すべきでしょう。
              そこから更に研究を進めることで、それがまた世界の新しいベースを作っていけます。

              それは本当に素晴らしいことです。

              しかし、その反面、私のような民間セラピストも、そういった方々から情報もらい、学びを深めつつ、もっともっと社会に増えるべきなのではないかと思うのです。

              その上で、民間セラピストを目指そうと思うと、解決力の高い専門教育は途端に受けるところがなくなります。
              民間のカウンセラー養成スクールはたくさんありますが、実践力を養うところは、本当に少ないのもまた実際ところだと思っています。

              私はその人がどういう考え方で、どんな解決パターンを持った人なのかわかり、安心して任せられるセラピストを増やしたいのです。
              それは自信をもって胸を張り、堂々と活躍している民間セラピストです。

              またセラピストが経済性を維持できることもとても大切です。

              経済性を維持し続けられるということは、やはり大学院まで出ていなくとも、社会に珍しいある程度は専門性の高い人にはなる
              必要が生じます。

              クライアント側からすれば、やはりそういう人に頼りたいのは事実ですから。

              細かな心理や言語技法を知ることはとても大切なことです。
              そして、セラピストとしての理念や、クライアントとの関係性の作り方、アイデア溢れる基礎学力づくりなどはもっともっと重要です。

              そこを強化育成できるプログラムが中々ないのです。

              だからこそ、資格も何も要らない、熱意があれば学ぶことができる。そういうスクールを自ら立ち上げました。

               
              メタセラピスト養成プログラム

              プロの心理カウンセラー(セラピスト)育成プログラム(正式名:メタセラピスト養成プログラム)は第3期の受講生を募集しております。

              12月より始まります。

              ご興味のある方は、どうぞリンク先を御覧ください。

              メタセラピスト養成プログラム(3期)の詳細


              いつもご愛読ありがとうございます。

              月に数回ですが、メルマガも発行させていただいており、心理や人間関係など様々な視点から詳しくお話をお届けしております。
              次回は「こころの仕組み」シリーズ続編として、気分と善悪の関係を書かせていただく予定です。

              もし善悪の判断が気分次第だったとしたら、ちょっと怖いですね。

              ご興味を持っていただける方で、まだご登録されていない方は、どうぞご登録ください。
              ※登録後、バックナンバー(好評です)も見れるようになります。

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                [タオ] ブログ村キーワード

                このテーマを私が果たして私が書ききれるのかについて、書き始める私には自信がありませんが、私のこういう心境で書くものを、愛読者の皆様が好んでくれているということもあるようですので、ご期待に沿いたいと思い、筆を執らせていただきます。

                 
                タオ 太極図


                タオとは上記の太極図が物語るもので、老子が唱え、孟子、孔子と後の儒学思想にも影響を与えたとされるものです。

                道教として宗教思想だとも言いますが、私は広く人生哲学の一つとして捉えています。

                太極図の意味は、左半分が明、右半分が暗。上にある小さな黒丸が明中の暗。半単位下にある小さな白丸が暗中の明ということになります。

                そして太極図は明と暗を分けると、勾玉の形であり、魂の欠片を意味しているようです。
                (この点については後に詳説致します)

                 
                勾玉


                この太極図の理解が、この現実世界を生き抜くに当たって、とても価値のあるものであると私は捉えています。

                私見ですが、私はこの太極図を「自己心理の二面性」と「対人関係における二面性」の両方で捉えており、そのどちらも書いてみたいと思います。

                先ず、自己心理としての説明です。

                明はユング心理学で言うところのペルソナ(社会に見せている顔・仮面)であり、暗はシャドー(裏の顔・ネガティブな内面)であると言えます。

                ペルソナは社会に見せている顔なので、大抵は良い人に見せたがりますから、多くの場合、明という扱いになりますし、シャドーは見せたくない自己の内面ですから、暗ということになるでしょう。
                (人によっては逆転している場合もあると思います。例を挙げれば、悪役がペルソナ、内面を気弱な善人というような場合ですね)

                そして明中の暗は、ペルソナにはどこかで無理が生じ、自己犠牲的な側面が生じるところとなるでしょうし、シャドーにも暗中の明として、ネガティブに思うだけでなく、自己資源となるヒントが見え隠れしています。

                シャドーは普通、人に見せたくない部分ですから、自分でもそんな部分はないと思いたい部分だったりします。

                ペルソナで明るい自分を演じている人であれば、本当には根暗な自分を隠したいでしょうし、強く見せている人であれば、裏には弱くて強がっているだけの自分を認めたくはないでしょう。

                その意味でやはり明中の暗、暗中の明なのですね。

                そしてペルソナはあくまで便宜上社会に見せているだけの仮面であり、いつも使わなければならないものではないと知り、シャドーは隠したり避けたりするだけでなく、豊かな自己資源として扱うことによって、双方が統合されたより次元の高い新しい人格へと導かれることが可能となります。

                特に難しいのは特にシャドーの扱いです。

                1.そのために先ずはシャドーがちゃんと在ることを理解する(対極の承認)
                2.その内面は時には役立つものであったり、少し扱いを変えれば価値の高いものだったりすることだと思ってみる(これをリフレーミングと言います)
                3.今度はこれを有効活用して生きていこうとする(これをユーティライゼーションと言います)

                この1⇒2⇒3を経て、自己の扱いに慣れ、自己不信から卒業していくわけですね。

                自分が自分を健全な存在だと受け入れられること。
                自らは変わる必要があったのではなく、扱いを知る必要があっただけなのだと気づくこと。

                こういったことを通じて、自己への信頼が増し、結果として確立された自己を手に入れ、言い知れぬ自信がみなぎる人生があるのではないかと思います。

                自らが避けている部分、無ければ良かったと思っている部分などには、豊かな資源としての宝が眠っているわけですね。

                そうするとニューセルフ(新しい自己)としてアップデートできることになります。

                自己心理としてタオ(太極図)を応用するなら、より豊かな可能性を秘めた自己を生み出すことができるということになるのではないでしょうか。

                その意味で私の解釈は、タオを自己資源の開発に繋げて理解した場合、それは宝の地図であり、

                 
                宝の地図


                自己資源そのものは宝の山だ

                 
                宝の山


                という感じでしょうか。

                でもこんな解釈を世に広めたら、タオ(道教)を無欲のススメとして説いた老子に怒られそうですね。

                そして改めて言えば、タオとは何かだけが素晴らしいわけではない。
                何かだけが正しいわけでも、何だけが悪いわけでもない。

                あらゆるものには二律背反(相反する二つの意味を併せ持つ)という性質がある。

                それを扱えるかどうかは、自分次第。

                そんな風に現時点の私は考えています。

                長くなりますので、「対人関係における二面性」についてはまた次回とさせていただこうと思います。

                次回は太極図の対人関係への応用と勾玉の私なりの解釈などについて書こうと思っています。

                宜しくお願い致します。


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