自己を磨き人を導く心理学

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セラピーを受けたい人は…
(心理カウンセリング)

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    • 2020.10.17 Saturday
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      [自分を変える] ブログ村キーワード

      いよいよ来月から私が主催する自己変容と新しい人生を創る為のコース「セルフチェンジプログラム」がスタート致します。

       


      今回はそれに当たって、少しここへ内容を書かせていただくと共に、内容を詳しく知りたい方向けのプレセミナーを後半にご案内させていただきます。

      ご自身や周囲の方に関係のある内容かどうか、是非ともご一読いただけましたらと思います。
       

      対象者


      先ず、このプログラムは以下のような願いを持つ方が対象となります。

      ・行き詰まっていることを解消したい
      ・本当はもっとできるはずなのに何かがうまくいかない
      ・人ともっと深く関われるようになりたい
      ・何かいつも同じような結果が起き続けてしまう人生を変えたい
      ・自分が苦手。もっと自分を認められるようになりたい
      ・自信がなく、自分を表現することに壁を感じる
      ・人間関係において同じようなことを繰り返してしまう
      ・仕事で同じような失敗を何度も繰り返してしまっている
      ・目標達成がいつまでも近づいてこない
       

      特徴


      そしてこのプログラムの特徴は以下の通りです。

      ・自己啓発を意識した成功哲学ではなく、心理学からのアプローチにより、無理のない変化を体験できる。
      ・教え込まれるのではなく、グループコーチングスタイルなので、十分な対話ができる。
      ・難しい理屈はなく、たくさんの質問に答えていくことで、自動的に自己の内面を掘り下げることができる。
      ・今までやったことのないような、新しい行動を起こすことが可能になる。
       

      基礎となる心理学


      そしてこのプログラムを支える心理学は、以下の通りです。

      ・ユング心理学
      ・ブリーフセラピー(短期療法)
      ・ソリューション・フォーカスト・アプローチ(解決志向)
      ・ロゴセラピー
      ・NLP

       

      内容


      先ず初回に、自分にとって明確であったとしても、おぼろげであったとしても、どちらにしても望む状態に近づけない理由が見えてきます。そして何だからわからないが、何故か何かに導かれていくという、不思議なパワーがあることを認識していただきます。

      その後、4回目までは自己認識をを深めつつ、5回目に新しい自分を認識し、人生に新しいスタートを切っていただきます。

      そもそも何を望んでいたのか、そして何を恐れ、何が自分を止めていたのか。そんな自分を生み出してしまったのはどうしてなのか。人生における様々な謎が解け、新しい可能性に満ちた未来をスタートすることが可能になります。

       

      詳細情報


      受講料金や日程、会場等の詳細につきましては、こちらのホームページよりご確認ください。

      オフィス・コミュニケーションズ セルフチェンジプログラム


      セルフチェンジプログラムに興味があるけど、もう少し詳しく説明を聞きたい、ご自身にとってどのような可能性が見えてくるのかを知りたい、または私と直接セルフチェンジプログラムが見出す人生の新しい可能性とは何なのかについて語ってみたい、そもそも自己変革とはどうやって達成するものなのかを知りたい、などなど。

      そういった点にご興味がある方は、下記日程にてセルフチェンジプログラムを少しだけかじることのできるプレセミナーを開催させていただきます。

      自分や、人生を変えてみたいと願う方は、プレセミナーだけの参加も無駄にはならないと思います。

      詳細はこちらのFacebookイベントページをご覧ください。

      「自分を変える」セミナー

      2月7日(土)13:45受付 14時スタート 16時終了


       
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      JUGEMテーマ:生き方

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        [運命] ブログ村キーワード
         
        ベートーヴェン

        ベートーヴェンという人は、自ら「運命」という曲を残したほど、その運命は壮絶だったようです。

        音楽家として作曲を手がけつつも、最高度の難聴だったという彼。

        音を聞くことができない彼が残した音。

        「運命」という表現は、彼にとってどう映っていたのでしょうか。

        そして今回は少し変わった題名かもしれません。

        運命という言葉で辞書で引けば、こんなふうに書いてあります。

        「人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。」

        運命とは、人間の力を超越しているものという定義ですから、既に決まっているものであり、自分で加減するというのは難しいことなのだと思います。

        心理カウンセリングをしていると、それは本当に可愛そうだ、不遇だなと思えることは多々あります。

        どうしてそうなってしまうのか…

        そんな運命、味合わないで済む人もたくさん居るのに…

        そんなふうに思うこともしばしばです。

        しかし、人は運命をどのように感じているのでしょうか。

        私は「出来事」の積み重ねだと思っています。

        人はいつも出来事を通じて、運命、つまり幸不幸を感じているのです。

        ということは、出来事がそれぞれの人生を決定づけているということになるのでしょうか。

        私はそうは思いません。

        出来事は同じようなものであっても、人によってその受け取り方が違うものです。

        もちろん、出来事をどのように受け止めるのかは本人の自由であり、私がどうのこうの言えるものではありませんが、この出来事を本人がどう扱っているのかが、私は人の幸不幸を左右していると思っています。

        どんなに厳しい現実をつけつけられようと、それを糧として次の何かに備えようとする人も居れば、ちょっと嫌なことがあるだけで、全てを投げ出してしまおうとする人も居るのではないかと思うのです。

        一つの出来事だけで人生は左右されるものではありません。

        もっと連鎖的な出来事の連なりが、結果として人生を形作っているのです。

        だとすると、どんな出来事の連鎖を引き起こしていくのかが、人生を決めてしまっているのでしょう。

        一つの出来事であれば、それはもちろん本人に責任はないでしょう。

        しかし、その出来事とどう向き合い、次の起きる同じような出来事に対して、どう備えるのかは、本人に選択の自由があります。

        私は以前、よくこういう表現を使っていました。

        貴方が今対峙している◯◯は、貴方の人生を決めてしまうことはありません。

        その◯◯と貴方がどう関わるのかによって、貴方の人生が決まっていくのです…と。

        これは私が敬愛するヴィクトル・フランクルが生み出した心理学「ロゴセラピー」を前提とする概念です。

        フランクルは言いました。

        「人生に意味などない。人生が貴方にどう生きるのか問いかけているのです」と。

        それを私はそのまま出来事に変換しています。

        私はいつもこう考えます。

        「出来事に意味などない。その出来事と貴方がどう向き合うのかによって、今後の貴方の運命を分けるのです。」

        これは運命に依存するのか、運命の主体は自分だと受け止めるのかの違いだと思います。

        人が出来事を通して、自分の運命を悟っているなら、「今ある出来事を通して、次のどんな出来事に繋いでいくのか」と考え始めたとき、人は運命を自分で加減できるのではないか。

        そんなふうに思うのです。

        「出来事に対する態度」

        「選択の自由」

        こういった豊かな人生を目指し、必要とされる心構えや知識。

        そんなことを、今後一層書き綴っていきたいと思っています。

        今回は自分にとってその皮切りと言えるものです。

        そして自己の人生や存在について、冷静に見つめることができるようになる技術。

        その一つが瞑想だと私は捉えています。

        今月、私が主催する瞑想講座は1月16日(金)19〜21時。

        会場は大阪市阿倍野区のオフィス・コミュニケーションズです。

        詳細はこちらのホームページをご覧ください。

        1月度 瞑想講座

        今回参加できない方も、2月の日程が決まっております。

        2月20日(金)19〜21時 

        お待ちしております。

         
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        JUGEMテーマ:生き方

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          タオとは道教という中国古来の宗教から始まる思想なのですが、神を祀る思想とは違い、どちらかと言えば悟りと生き方を教えているものだと私は理解しています。

          その祖は老子という人です。

          内容としては、和を尊び、広くはこの世のシステムを人の心を中心に描いているように私は捉えています。

          後に生まれる儒教(孔子孟子)にも影響を与えたり、占いの基となったりもしているそうです。

          それと何故か私が専門的に学んでいる解決志向の心理学においても、そのパイオニアたちがある時期こぞって学んでいるのです。

          この記事はシリーズとしてお届けしており、既に前回まで、「人間関係とタオ」について、3回お届けしております。

          今回はその続きであり、完結編となります。

          今までのところを未読の方は、先ずこちらからどうぞ↓

          人間関係とタオ1「個人の心理としてのタオ」

          人間関係とタオ2「対人関係におけるタオ」

          人間関係とタオ3「循環で成り立つ世界」


          @@@@@@@@@@


          前回、現象に意味など無いということを書かせていただきました。

          もちろん、人が何かをしたなら、そこに込めた本人なりの意味はあると思いますが、その本人が込めた意味でさえ、本当の本当はもっと違うことを言いたかったんだと、言うこともあります。

          例えば、ある家族にこんな話があります。

          ある男性が、家計を支えようと懸命に不安と焦りを抱えながらも、一生懸命に仕事をしている。そしてそのパートナーである女性は、その男性を支えようと家事と小さな子どもの子育てを一生懸命頑張っている。(現在はこういった典型的なパターンは減っているかもしれませんが…)
          するとある日女性の方に、事件が起きます。どうやら友だちとのいざこざのようです。そこに更に子どもが何故かいつもよりもとてもグズってお昼寝をしません。なんか気分が釈然としないので、その日の料理などもうまくいかなくなってしまいます。
          男性は男性で、勤めている会社で取引先との契約が解消されそうな危機を迎え、気が気ではありません。
          そんなふうに帰ってきた男性へ、女性が今日あったことを打ち明けると、男性側は仕事のことで家に帰ってからも頭がいっぱいですから、こんな話早く終われば良いのにと心では思いながら聞いています。女性はもちろんその態度が気に入りませんから、ちゃんと聞いて欲しいと伝えます。すると男性は「俺は家族を支える為に仕事を頑張っているんだ!家では静かに休ませてくれ!」と言い、女性は何も言えなくなります。
          こういったことが幾度と無く繰り返されます。
          そもそもお互いを支えあって幸せになるための行動だった筈が、いつの間にか相手を苦しめる行動となっていることに気づけ無いわけです。

          私はこういった場合、どんなお互いのコミュニケーションにどんな意味があったのかということよりも、今繰り返され、起き続けていることに焦点を当てるようにアドバイスします。

          互いが込めた「良い意味」など、相手にとってそれが健全に伝わっていない限り、極端に言えば悪意でしかないわけです。

          私はこういった現象について、単発で何が起きたのか、どんな意味があったのかということよりも、何が繰り返されているのかというところを重視して捉えます。

          その視点で見れば、一つの行動は次の相手の反応と行動の起点になっているという程度で考え、それ以上の深い意味には捉えません。

          ではそのことの何がタオに繋がるのでしょうか。

           
          タオ 太極図


          タオとは、太極図で表されていますが、陰陽で繰り返される螺旋を意味しています。

          人間関係の場合、どちらが陰で、どちらが陽なのかというのはわかりませんし、3人以上の場合、さらに話は複雑化しますが、どちらにしても、同じようなことが繰り返されるという点で、やはり螺旋が起きています。

          この螺旋が、結果として後々に何を引き起こすのか。

          それは螺旋が維持できなくなった時に起きる何かを指します。

          恋愛の場合、健全な螺旋の昇華が起きれば結婚するのかもしれませんし、家族の場合、濃密な幸せを感じるのかもしれません。そしてどちらも不健全な螺旋からの脱線が起きれば、病気や事件を引き起こすことになりかねませんし、それは更に別れという結果に繋がっていたりします。

          そして今回のテーマである、「現象に意味はない」ということなのですが、厳密に言えば意味はあるのかもしれません。

          しかし、大切なことは一つの現象(つまり相手のとった行動の意味)に的を絞って考えるよりも、何が繰り返されているのかを考えることなのではないかと思うわけです。

          身体も何かの繰り返しが健康をつくり、何かの繰り返しが不健康をつくります。

          会社であれば生産性の上昇と下降に答えが分かれてくれるでしょう。

          人間関係であれば、濃密な何でも話し合える関係になっていくのか、希薄で徐々に別れへとつながっていくのか…

          これらは普段、何が繰り返されているのかの結果なのです。

          そして繰り返されるには、繰り返されるだけの理由があります。

          それはその選択をすることが、些細な意味でそのときに都合が良いという理由です。

          先ほどの男女の話でも、将来的には問題となることがわかっていても、何故かお互いがその行動を取り続けてしまった「一時的な都合の良さ」は、貴方にもわかるのではないでしょうか。

          こういったことが問題化したとき、それを解消する方法があります。

          それは新しい螺旋(新しいタオ)を創ることです。

          どうやって創るのかと言えば、螺旋を支えている行動とは何か違うことをやってみて、起きてくることを変えるのか、同じ螺旋だと思っている日々の中にも、まだましなことや、違う結果を起こしていることを見つけて広げることです。

          どちらにしても大切なのかは、この螺旋は変化させることなのです。

          これは私がブリーフセラピーという心理学を学んでいるところに通じています。

          私から講義を受けた人は、よくご理解いただけるのではないでしょうか。

          この度、こういったいつの間にか自動的に繰り返されてしまう日常を変える為のヒントなる講演会がございます。

          私が支部長を拝命した日本ブリーフセラピー協会大阪支部での記念講演です。

          何度も言いますが、ブリーフセラピーは繰り返される日常を変える為の心理学。

          心理的な問題扱いますが、どちらかと言えば、現実を変える為にあるものなのです。

          ご興味のある方は、是非とも参加をご検討ください。私の先生の先生(つまり大先生)による講演会です。濃密な3時間になると思います。

          詳細やお申込については、こちらのチラシをご覧下さい。

           
          ブリーフセラピー 研修 大阪 長谷川啓三
           
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            今科学の行く末は、二つの流れが握っているようです。



            一つは、よくある統計が裏打ちした、確率論の世界です。

            「こういうとき、一番高い確率ではこうなる」

            といった考え方の元になるものですね。

            これこそが科学であり、他は違うと考えている人さえ居るかもしれません。



            もう一つは、個という存在に視点を当て、世界は決して標準化されたものではなく、それぞれに物語(ナラティブ:narrative)があるという考え方です。

            ナラティブという言葉は、日本語で言えば、物語のことを指しています。

            よくナレーションという言葉がありますが、あれはストーリーを物語ることを指しており、ナラティブという言葉は、物語そのもののことですね。



            科学と言っても、私の関心事は人の生き様ですから、心理学や人間科学という視点からコメントしてみたいと思います。



            先ず、確率論から標準化して考えるところですが、例えば幸福度調査というものがあります。


            2010年に読売新聞社がこんな記事を書いていました。


            「カネで買えぬ?幸福感、年収7.5万ドル(630万円)で頭打ち」

            【ワシントン=山田哲朗】収入が上がるにつれ生活の満足度は上がるものの、必ずしも幸福感が増すとは限らないとする調査結果をダニエル・カーネマン米プリンストン大教授らがまとめ、米科学アカデミー紀要で7日発表する。
            「幸福は金で買えない」という通説を裏づける報告と言えそうだ。カーネマン教授は、米国人45万人以上を対象に調査会社が実施した電話調査のデータを基に、年収と幸福の関係を統計的に分析した。暮らしに対する満足度を10段階で自己評価してもらう「生活評価」の数値は、年収が増えるにつれ一貫して上昇した。
            しかし、「昨日笑ったか」などの質問で測る「感情的幸福」の度合いは、年収7万5000ドル(約630万円)前後で頭打ちになっていた。
            教授は「高収入で満足は得られるが、幸せになれるとは限らない」と結論している。


            これは何が一番比率が高いのかという観点で考えており、あらゆるものを標準化して考える考え方ですよね。

            この辺り、私は人の幸福や心理など、複雑されたものについては、統計では答えが出ないと思っているのです。

            たしかに年収は少ないより多い方が良いでしょう。

            しかし、それは人によってどの程度なのか、全く違います。

            資産家には資産が元になる争いが多かったり、家としての厳格さが個人の幸福度を下げていたりすることもよくあります。



            多すぎれば少ない方が、争いやしきたりも少なくて良いのかもしれませんし、少なすぎれば多くなる方が、もちろん買えるものが増えて、生きる環境なども自由にできるという点で、良いのかもしれません。



            どちらにしてもこのこと一つをとってみたところで、何が正しい幸福への導き方なのか、とても難しい尺度に悩まされます。

             

            幸せの黄色いハンカチ

             


            これに対して、個の物語に焦点を当てたナラティブ・アプローチを、人生や心、自由度などという点に当てはめれてみると、随分納得いく考え方だと言えます。

            今までの生きてきた人生に何が不足していたのかを抽出し、本当にはどうやって生きていきたいのかを導いたり、今起きていることを分析して、違うパターンを作ってみたり、うまくいっていることを見つけて、それが増えるように考えてみたり…

            直接的に幸福度を上げる為の話が様々に可能です。



            そう考えると、心理や人生という点に的を絞った場合、大きな統計データ(ビッグデータ)は参考程度にしておき、その殆どはナラティブな視点でいくべきなのではないかと思っているのです。

            あくまで私見ですが。



            私は一つの手法に囚われるのが苦手なので、セラピーを越えるという意味で自分をメタセラピストと名乗らせて頂いておりますが、その中でも、かなりの重要度を持っているのがブリーフセラピーです。

            ブリーフセラピーの基本概念の一つには、この「人を社会の標準化に合わせない」という根本精神があります。

            だから、カウンセリングにおいて、目の前の人が今どのような環境にあるのか、そしてどうやって生きてきたのか、何を大切にしている価値観を持つ人なのか、何を好み、何が苦手なのか、そういった個人とそれを取り巻くストーリーに耳を傾けることが、何よりも大切なのです。



            人に標準的な幸せはない。



            人にはそれぞれの幸せだけがある。



            私はそう信じ、一人一人と真摯に向き合うセラピストでありたいと願っています。


             

             

            @@@@ ブリーフセラピーのパイオニアによる講演会 @@@@
             
            「ブリーフセラピーの魅力と可能性」


            講師:長谷川啓三(教育学博士)
             MRI(米国精神研究所)の日本代表であり、1980年代から日本へブリーフセラピーを米国から輸入した第一人者。著書多数。日本ブリーフセラピー協会代表。日本心理臨床学会理事。日本家族心理学会理事。

            日時:平成27年3月1日(日)13:10開場 13:30〜16:30
              ※終了後には日本ブリーフセラピー協会大阪支部会員限定の懇親会も予定しております。
            場所:大阪市立生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5階)

            申込み方法などの詳細はこちらのチラシをご覧ください。
             

            ブリーフセラピー 研修 大阪 長谷川啓三

             

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            JUGEMテーマ:心理学

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              愛読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。

              今年は未年のようですね。

              私はいつも干支をあまり気にする方ではありませんが、今年は新年最初のブログということで、未(ひつじ)にちなんだ記事を書かせていただきます。

              ひつじと言えば、モコモコした毛が特徴的ですね。

               


              皆様はここから何を連想されるでしょうか。

              よく思考について「発想」という言葉がありますが、実際には発想というのはあまりなくて、思考とは、何かに引っかかって過去の記憶を参照し、比べた上で何かの考えが浮かぶものなのだそうです。

              そう考えると「連想」ということの方が発想の元ネタということになりますね。

              その意味で、私はいつも自分が日々の出来事から何を連想するのかということをとても大事にしています。

              そしてひつじから連想されること。

              私の場合、それは自己変革ということです。

              そもそも自己とは何でしょう。

              禅宗の修行では、何日間も弟子が師匠に「貴方は誰ですか?」と問われ続けるものがあるそうです。

              自己が何なのかと問われれば、通常、名前や立場、性格や趣味、能力や家族関係(誰の子ども等)等々で語ろうとするものですが、その修業では、何を答えたとしても、良しとは言われないそうです。

              自分とは一体何者なのか。

              一体、自分の生命は何の為にあるのか。

              一生をかけて何を達成できるのか。

              こういった疑問は人類史が始まって以来、尽きることのない、常に古き新しき問題なのだと思います。

              そして私がこれについて言えば、自己を規定しているのは自己だと言えるのではないかと思っています。

              心理学で言えば、メタ認知と言って、自分について語る自分。

              仏教でいう「空」の概念に似た、実体のない不確かな何かだということになるでしょうか。

              そう考えると、何者かわからないものが、自己について語っているということになります。

              どうやら自己とは二人居る。

              私が私について語る時、その私は一体何者なのかわかりません。

              よく自分が好きとか、嫌いとかという表現を聞くことがあります。

              もし貴方が自分を好きと言えたとしたら、それは自分の何かを指して好きだと言っているのでしょうし、嫌いと言っているとしても、やはりそれは自分の中の何か特徴を指しているのではないでしょうか。

              しかし、貴方自身はその評価された何者かではなく、評価している側なのですよね。

              私はよく、「人は何者でもない」と表現することがあります。

              これは自分に何か特別な力があると期待している場合、とても残酷な表現と言えますし、自分には何もできないと嘆いている場合、逆に何者にでも成れるという素晴らしい意味を持っていると言えるでしょう。

              しかし、仮に自分とはこの「何者でもない筈のもの」と言ったとしても、何故かそこには「好き嫌い」という価値観が存在します。

              この価値観が何かを好きと言わせたり、嫌いと言わせたりするわけです。

              価値観とは一体何なのでしょうか。

              それが何なのかは別として、自己を自己だと言わしめているものは、この「価値観」こそ、先ほど並べたものたちよりも、より正確な表現なのだと思ったりするわけです。

              あくまで私見ですが…。

              もし、貴方が何の制約もないとしたら、一体何がしたいだろうか。

              自分が好きなことをやり続け、豊かな人生を歩んでも良いのだとしたら、どんな人生を過ごしたいのでしょうか。

              貴方は貴方の限界を語ります。

              しかしその限界は、どうしたことか、とても不確かな存在なのです。

              それは自己に向かって言っているこだわりとも言えますし、執着とも言えるものでしょう。

              自分は誰なのか。そして貴方は誰なのか。

              今できると思っていること、そしてできないと思っていること。

              それを一度自由に考えてみても良いのかもしれません。

              だって自己なんて不確かな根拠しかないのですから…





              来月には自己変革のワークショップを再開講させていただきます。

              この点は、再度メルマガやこのブログで告知をさせていただきます。

              ご興味のある方は今後をよくチェックしておいてください。




              さて、最後に私がひつじから連想したものが何だったのかおわかりいただけましたでしょうか。

              それはモコモコとした毛を、「輪郭があるようでないような…不確かなもの」と捉えたわけですね。

              自己とは、不確かなもの。だからこそ常に新しい自由や可能性がある。

              それが真実なのかどうか、私に語ることはできませんが、そう考えてみると、人生は少し明るくなるのではないでしょうか。



              というわけで、皆様、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。


               
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