[もう一人の自分] ブログ村キーワード
【 自分を管理するのが「メタ認知」 】
「自分がもう一人居る」ということについては、心理業界でも長年の大きなテーマになっています。
そしてこのことはそもそも不健全なものではなく、「
自分を自分で感じる」というごく当たり前の人間としての能力です。
自分という存在について知覚できることを、「
メタ認知」と言います。
メタ認知の「
メタ」とは、
離れて見るとかというような意味で使われる言葉で、
まるで自分から離れて自分を認知しているかのように扱う言葉なので、
そう呼ばれているのだと思います。
本来、これがあることはとても健全なことです。
自立、自律、自制、自省、自戒などの全てはメタ認知なくしてはできませんし、自分の人生に新しい目標を持つことなども、この能力があるからこそできることです。
私が行うどの教育プログラムでも、カウンセリングでも、このことはとても意識していることです。
【 メタ認知能力を高めるには 】
メタ認知能力を高めることは、人生においてとても大切なことです。
冷静に自分を評価判断できなければ、人はいつも自分が何をやっているのかもわからず、人生を自分の思う通りに生きることができません。
では、この能力はどうやって高めるのでしょうか。
これは一つ、とても簡単な方法があります。
それは、
「
貴方は貴方自身をどう評価していますか?」
と尋ねることです。
これは私がよくお客様にする質問です。
そうすると、自然に評価している自分と、評価されている自分が居ることがわかります。
評価している方がメタ認知であり、評価されているのは自分の一部ということになるでしょうか。
よく使う言葉に、
葛藤というものがあります。
これは主に
二つの選択肢に悩むことを意味しますが、この場合、どちらにしようかと悩んでいる自分はメタ認知能力を発揮していることになりますから、自分は選ばれる二人とそれを選ぼうとする一人の合わせて三人居るわけですね。
悩んでいるとき、自分はどちらなのかと本当の自分を探してしまうこともあります。
これは三人の自分なのに、二人だけの中で本当の自分を探しているということになるのだと思います。
この状態は実際と違うので、とても不自由で悩みが解決していきにくいものです。
その意味で、先ず、
自分を批評したり、判断する自分が居ることを自覚することが大切で、
そうすることでメタ認知能力が開花することとなります。
メタ認知能力は貴方が貴方らしく生きる為にとても重要なもの。
その扱い方を知ることは貴方が生きる自由度を格段に引き上げてくれるでしょう。
次回はメタ認知能力を使って、どのように自分を扱っていくのか、もう少し詳しく書いていこうと思います。
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